2017年のJ1、「最強の左足」を持つ10人の選手【前編】

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サッカーの世界において左利きの選手は貴重な存在である。

そのため左利きのプレーヤーを重宝する指導者も存在し、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は丸山祐市を招集した際に「左利きっていうのも良いですね」と話したこともある。そうした希少性から、私たちはレフティーの選手にロマンを感じるのかもしれない。

そこで今回は、J1に在籍する左足のスペシャリストを10人選んでみることにした。前編と後編の二回に分け、「最強の左足」を持つ選手をご紹介しよう。

1. 太田 宏介

所属クラブ:FC東京
生年月日:1987/07/23 (29歳)
ポジション:DF

※03:30から

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J屈指の左足の持ち主。「高校時代からすでにズバ抜けていた」という精度は、プロ入り後にさらに磨きがかかった。鋭く曲がるクロスは実にいやらしく、相手にとって厄介極まりない。DFながらシーズン二桁のアシストを記録したこともあり、そこからも精度の高さが窺える。また、フリーキックも武器としており、J復帰後初ゴールも曲がり落ちる一撃だった。

選出者:編集部I

2. 天野 純

所属クラブ:横浜F・マリノス
生年月日:1991/07/19 (25歳)
ポジション:MF

※00:47から

中村俊輔が残した背番号「10」を継承したのは齋藤学だが、実質的な後継者は天野純だろう。今季は本職のトップ下ではなく、ボランチの位置でレギュラーポジションの確保に成功。豪快さと繊細さを持ち合わせた左足でチームを牽引している。とりわけ、中村俊輔を彷彿とさせるフォームから繰り出されるプレースキックは、一見の価値ありだ。まだリーグ戦におけるゴールはなく、数字の面で本人は満足していないようだが、今後の成長も楽しみである。

選出者:編集部T

3. 福森 晃斗

所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌
生年月日:1992/12/16 (24歳)
ポジション:DF

コメント:

高卒で川崎フロンターレへ加入した2011年当時から左足のキックはJ1でもトップクラスだったセンターバック。特にプレースキックの精度は絶品で、子どもの頃から憧れているという元ブラジル代表DFロベルト・カルロスのような伸びのあるボールを蹴る。4バック主体の川崎ではなかなか出場機会を得ることができなかったが、2015年に期限付き移籍で加入した札幌でその才能が開花。今年ついに完全移籍を果たした。

選出者:編集部O

4. 遠藤 康

所属クラブ:鹿島アントラーズ
生年月日:1988/04/07 (29歳)
ポジション:MF

※00:40から

コメント:

「パンチ力」という点では他の9選手に軍配が上がるかもしれないが、遠藤の特徴は正確なキックで、左足から繰り出されるパスやトラップも一級品だ。とりわけ懐が深く、一度ボールが収まればボールを奪うのは至難の業。小柄な体格やボールの扱い方はまるでダビド・シルバを彷彿とさせる。日本代表としての出場経験はないが、現在行われているワールドカップ予選でも予備登録メンバーに名を連ねており、デビューが期待される。

選出者:編集部S

5. チアゴ・アウベス

所属クラブ:清水エスパルス
生年月日:1993/01/12 (24歳)
ポジション:FW

※03:39から

※04:09から

コメント:

清水に加入してまだ間もないが、早くも左足で脅威を見せつけているのがチアゴ・アウベスだ。左足から繰り出されるボールは強烈で、「何かが起きるかもしれない」という予感を漂わせる。インパクトが強いだけでなく、守る側にとって嫌な球質やコースを狙っているあたりにこの選手の怖さを感じる。まだまだプレー時間が少ないだけに、もっと見てみたい選手の一人だ。

選出者:編集部S