【詳細】他の写真はこちら

前作シングル「疾走ペンデュラム」でオリコンウィークリーチャート3位を獲得し、全国5大都市を回る春ツアー『Mow Mow DREAM〜超B!Gな牛になりたい〜』も全公演がソールドアウト。ロッテ“Fit’s”のCMにも出演中と、今、話題の5人組ボーカルダンスユニット、M!LKが、4月30日にツアーファイナルとなる追加公演を、東京国際フォーラム ホールCにて開催した。

自らをテルネロ(=1歳未満の仔牛)になぞらえ、もっと大きくなりたいと歌う5月10日発売の最新シングル「テルネロファイター」にちなんで全員ホルスタイン柄のジャケットを羽織り、スペシャルな演出を満載のうえ、謎のユニットまで登場したこの日の公演も、もちろん1,500席が完売御礼。会場を埋め尽くした“み!るきーず”と呼ばれるファンの熱狂と共に、5人はまた一歩先の未来へと進んでみせた。

オープニング映像に続き、ステージを覆う紗幕に指で牛の角を立てたメンバーのシルエットが映し出されると、それだけで地鳴りのような大歓声が。そして“牛乳を飲みなさい”で始まる「テルネロファイター」冒頭の1フレーズを山崎悠稀が歌い終えると、幕が落ちて現れた5人の後ろで炎が噴き上がるという衝撃的な演出で、追加公演は幕を開けた。

続いて「反抗期アバンチュール」に「コーヒーが飲めません」と、曲名からして現役学生の彼ららしいナンバーを、リズミカルなダンスと歌で畳みかけると、メンバーカラーのペンライトとコールに満たされた場内は大揺れに揺れて、愛らしくフレッシュなM!LKワールド一色に。

ひたすらに乳牛の種類を紹介し続ける奇想天外な「サンキュー!N・D・K!」でも、メガネを掛けた5人のパフォーマンスに黄色い声が湧き起こる。そこからひとりずつメガネを外して甘いラブソング「Milky Snow」に繋げるギャップも楽しい。

久々の披露となる祭り曲「夏味ランデブー」では、メンバーが客席通路に降りて、“お前らのこと大好き”“いや、俺のほうが好き!”と、み!るきーずたちへの愛を競い合ううれしい場面も。

その後のMCでは、なぜかメンバーがそれぞれ女子になり切ってアピールし、誰をいちばん彼女にしたいか? を客席にアンケートしたが(ちなみに選ばれたのは吉田仁人)、そうして観る者を楽しませるサービス精神と達者なトークスキルも彼らの強みである。

「しっとりとした僕たちを見ていただきたいと思います」と板垣瑞生が伝えた「Now Story」からのミドルなブロックでは、5人の瑞々しいハーモニーにより、青春の煌めきと切なさを描き出す場面も。

M!LKの曲には学校生活を舞台にしたものも多いが、そこに十代だからこそのリアルな心情を重ねて表現されるセンチメンタリズムこそ、彼らの根幹をなすものだろう。そんな核をしっかりと刻みつけると同時に、あらたな側面を提示してくれたのも、この追加公演の大きな特色だ。

板垣と佐野勇斗によるMCコーナー・通称“いたちゃの”で自撮り棒による記念撮影を楽しんだあとは、画面を通してメンバーとの恋人気分が味わえる恒例の“どっキュンM!LK”が桜をモチーフにしたバージョンで上映。み!るきーずの阿鼻叫喚を巻き起こすが、次の瞬間には映像が砂嵐に変わって雷が鳴り響き、赤いレーザー光線が飛び交う中で、塩崎太智、吉田、山崎の3人がダークなムード&ビジュアルでダンスをキメる。

これまでのM!LKにはなかったハードなイメージで度肝を抜き、5人が揃って爆発音が鳴ると、トドメとばかり今度はBLACK M!LKなる謎のユニットが出現! そのアーティスト写真や詳細は、この日の12時に発足したオフィシャルファンクラブ「PREMIUM MILK」のサイトでしか公開されないということだが、ファイヤーボールが似合う前代未聞のパフォーマンスに驚かされたということだけはお伝えしておきたい。

さらにBS日テレで放送中の『EBiDAN アミーゴ!』、BS11で放送中の『ミュージックロード』の企画として、山崎&塩崎のソロ企画が続く。M!LK随一の歌唱力を誇る山崎が、ソロ楽曲「恋愛実験サイエンス」をハット&ジャケットのシックな装いで軽快かつキュートに披露すれば、塩崎は、バク転からのレーザー光線と融合したアクロバティックなソロダンス“エクストリームマーシャルアーツ”で魅了。“可愛い”に“カッコいい”と、M!LKの両輪をなす要素を象徴するパフォーマンスに、場内からは感嘆の声が漏れる。

終盤では「サマーガンバ!!」でタオルを回し、み!るきーずとの一体感を作り上げたところで、それぞれにツアー最終日を迎えての心境を吐露。

「ツアーを通してメンバーの意識も高くなった」(吉田)、「M!LKは変幻自在がコンセプトなので、これからもいろんなことをしたい」(佐野)などなど、5人の言葉の根っこにはすべて、応援してくれるみ!るきーずや支えてくれるスタッフに対する感謝があった。

そして「み!るきーずと一緒なら絶対に横浜アリーナに行けると思う」と語った板垣が、「この曲はM!LKにとって、あらたなスタートを切る曲です」と前置いて贈ったラスト曲は「ボクノアカシ」。

これまでになくロックなナンバーは、5人の現在の心情と決意を写し取ったもので、もがき戸惑いながらも未来へ進んでいこうという、真っすぐなメッセージが心に染みる。思春期真っ只中の彼らだからこそ、その成長スピードは速く、茶目っ気の中に垣間見せるシリアスな表情にドキリとさせられてしまうのだ。

M!LKならではの“もう一杯!”コールからのアンコールでは、オフィシャルファンクラブ「PREMIUM MILK」の発足記念ファンミーテイングが、7月14日に東京・中野サンプラザにて開催されることも発表。

最後に1ヵ月にわたるツアーの集大成として、再びの「テルネロファイター」をサインボールと共にエモーショナルにぶつけて、1年ぶり2度目のワンマンツアーは幕を閉じた。

“夢はどでかい牛になる”という「テルネロファイター」のサビ詞で、そしてツアーのタイトルで刻みつけた“もっともっと大きな存在になる”というM!LKの野望は、まだまだ始まったばかりだ。

※「山崎悠稀」「塩崎太智」の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。



リリース情報



2017.05.10 ON SALE

SINGLE「テルネロファイター」

ライブ情報



M!LKオフィシャルファンクラブ『PREMIUM MILK』発足記念ファンミーティング

07/14(金)東京・中野サンプラザ

M!LK OFFICIAL WEBSITE

http://sd-milk.com