28日、参考消息によると、台湾の蔡英文総統が米国からF−35戦闘機購入の意思を示したことについて、トランプ米大統領が「聞いていない」と答えたという。写真は台湾総統府。

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2017年4月28日、中国紙・参考消息(電子版)によると、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統が米国からF−35戦闘機購入の意思を示したことについて、トランプ米大統領が「聞いていない」と答えたという。

記事はロイターの4月28日付け報道を引用。27日に台北でインタビューを受けた蔡総統はトランプ大統領との電話会談の意向とともに、米国からF−35を購入する可能性を示したとされる。

一方、トランプ大統領はホワイトハウスで受けたインタビューで蔡総統との電話会談を拒絶、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との関係をこじらせたくないとの考えを示したほか、台湾によるF−35購入については「聞いていない。彼らは確かにわれわれから多くの装備を購入しているが、私はこの件について考えなければならないし、国民に話をしなければならない」と回答したという。

米政府関係者によると、米政府は台湾への軍備販売プランを制定中だが、F−35を売る予定はないという。また、このプランはオバマ前大統領政権末期のプランよりも大規模な総額10億ドル(約1120億円)に上るものとみられるが、合意までにはかなりの時間がかかり、来年にずれ込む可能性が高いという。(翻訳・編集/川尻)