インドネシア第2の都市スラバヤで、ホテルで行われていた同性愛者のパーティーで拘束された参加者たち(2017年4月30日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】世界で最もイスラム教徒の人口が多いインドネシアで先月30日、同性愛者のパーティーが摘発され、8人が逮捕された。

 1日の警察発表によると、先月30日の午前0時ごろ、同国第2の都市スラバヤ(Surabaya)にあるホテルの2室を使って行われていたパーティーで14人が拘束され、うち8人が逮捕された。現地警察幹部は、パーティーの参加者らが同性愛者向けのポルノビデオを見たり、「逸脱的な性行為」を行ったりしていたと述べた。

 警察は同国の厳格なポルノ取り締まり法に従い、8人を訴追する方針だ。うち2人はパーティーを企画および主催したとして、有罪の場合、最高禁錮15年の刑を下される可能性がある。同警察幹部はAFPに対し、この法律を行使して同性愛者を逮捕したのは同市では初めてだと語った。

 イスラム法を導入しているアチェ(Aceh)州以外の州ではオランダ植民地時代に由来する刑法が主流となっているインドネシアでは、同性愛者間の性行為は違法ではない。しかし昨年、閣僚らが同性愛に反対する発言をするなど、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)に対する反発が表面化した。
【翻訳編集】AFPBB News