30日、人民日報は北朝鮮に対し、事態の悪化を防ぐためには安保理決議を順守するべきだと呼び掛けるとともに、米韓にも自制を求めている。写真は平壌。

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2017年4月30日、RFI中国語版サイトによると、中国政府は北朝鮮に対し、国連決議を尊重し順守するようメッセージを送った。

人民日報は30日、論説記事「朝鮮半島では責任ある行動が必要だ」を掲載した。筆者名は「鐘声」。人民日報国際部が重要記事を掲載する際に使うペンネームであり、中国政府の意向を色濃く反映している。

同記事は緊張が高まる朝鮮半島情勢に対して憂慮を表明し、自国の安全確保を求める北朝鮮の考えは理解できるが、事態の悪化を防ぐためには安保理決議を順守するべきだと呼び掛けるとともに、米韓にも自制を求めている。

また、中国は朝鮮半島情勢の直接的関係者ではなく解決の鍵を持っていないと主張。中国こそが解決の鍵だと主張するトランプ政権の主張を暗に否定している。一方で中国は安保理常任国として役割を果たすと述べ、今後も「朝鮮半島の非核化」と「対話による解決」という方針を堅持すると表明している。(翻訳・編集/増田聡太郎)