新料額62円の切手とはがきの意匠。上段は62円切手、下段は62円はがき(日本郵便)

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日本郵便は6月1日から、52円の切手とはがきの料金をそれぞれ62円に値上げする。往復はがきは104円から124円へ、年賀はがきは据え置きとなる。郵便料金の値上げは、2014 年度の消費税増税時をのぞいて22年間ぶり。

 日本郵便によると、値上げ要因は、「人件費単価の上昇、大型の郵便物等の増加して持戻り・再配達のコストが増加、郵便事業の収支が悪化している」ことにあるという。

 新料額の普通切手と郵便はがきの値上げは、同日の郵便料金改定にともなう。5月15日から発行される。

 2月末には、意匠(デザイン)が発表された。62円普通切手は、桃色の背景に満開のソメイヨシノ。はがきは、ヤマユリ、胡蝶蘭、山桜をモチーフにしたもの。往復はがきは、飛び立とうとする一羽のタンチョウが描かれている。

 日本郵便の持ち株会社・日本郵政は4月、2017年3月期の連結最終損益が400億円超の赤字になる見込みと発表した。連結最終赤字になったのは07年10月の民営化以来初めて。 2015年5月に買収したオーストラリアの物流子会社の損失は大きな痛手となり、4000億円ほど計上している。

(編集・甲斐 天海)