香港・九龍地区にある果物市場で、日本産の高級イチゴを選ぶ客(2017年3月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】香港(Hong Kong)で高級フルーツがブームになっている。消費者のヘルシー志向を反映した動きのようだが、財布への負担は重そうだ。

 高級スーパーマーケットから屋台まで、香港の店先では値段の張る高級フルーツが存在感を増しており、客が次々に買い求めている。

 ある高級スーパーの棚では日本産のイチゴに一粒168香港ドル(約2400円)という値札が付いていた。イチゴは一粒一粒、緩衝材で丁寧に包まれ、紙の箱に収まっていた。

 香港で流通している農産物は中国本土産が大半を占めるが、こうしたフルーツを購入している人たちは本土産のものは健康に良いと考えていないようだ。

「昔は本土産の果物を購入していたけれど、それにはもう戻れそうにない。(外国産の高級フルーツに比べると)安全でも新鮮でもないからね」。会計士のピーター・ウォン(Peter Wong)さん(48)はそう話す。自分と妻、そして2人の子どものために、毎月輸入フルーツを2000香港ドル(約2万9000円)分は買っているという。

 高級フルーツはステータスシンボルにもなっている。中国にはもともと幸運や繁栄を願って果物を贈る慣習があり、高級フルーツは友人や同僚などへの贈り物として人気が高まっている。
【翻訳編集】AFPBB News