本文は、体力や精力が衰え始める中年以降に多く起こる症状ですが、最近では若い世代にも増えており、EDが原因のセックスレスや不妊に悩むカップルも少なくありません。他人事ではないEDについての基礎知識を知っておくことも必要だと思います。今回はEDの原因と対処法についてご紹介します。

そもそもEDの定義とは

ED(勃起不全)とは勃起機能が低下することにより起こる症状で、日本人男性の4人に1人がEDの症状で悩んでいるとも言われています。勃起不全というと全く勃起しないと勘違いしがちですが「十分に興奮して性行為をしたいと思っているのに勃起しない」状態がたまに起こる場合や、勃起しても維持できない場合、硬さが不十分な場合などもEDの対象になります。10年ほど前までは40代以降の悩みとして知られていましたが、最近は20代・30代にもEDの症状で悩んでいる男性が増えてきているのだそうです。

若くてもありえるEDになる原因

EDになる原因は大きく分けて3つあります。

1・器質性ED

中高年に多くみられ、動脈硬化で血液の循環が悪くなったり血管が広がらないことで男性器の陰茎海綿体に十分な血液が流れ込まずにEDを引き起こします。糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病でも血管に負担がかかり、EDが起こりやすくなります。

2・心因性ED

40代までの比較的若い世代に多くみられ、疲労や精神的なストレス、過去のトラウマなどで性的な興奮がうまく男性器に伝わらずEDが起こりやすくなります。このタイプは一度EDの症状が出ると「またダメになったらどうしよう」と不安になりEDを悪化させる悪循環になることも多いようです。

3・薬剤性ED

中枢神経に作用するような解熱・消炎鎮痛剤、抗不安薬、抗うつ薬、抗けいれん薬、抗精神薬、末梢神経に作用する筋弛緩薬、麻酔薬、抗コリン薬、循環器系に作用する不整脈治療薬、利尿剤、降圧剤、血管拡張剤、高脂血症治療薬などの薬剤にはEDの原因となるものもあります。

対処法や治療法ってあるの?

中年以降のEDは生活習慣病や前立腺の病気と深く関わってるため、症状を自覚したら医師に相談してみるほうがよいでしょう。「もう若くないからあたりまえ」ではないのです。若い世代のEDの場合、精神的なストレスや疲労から1.2回性行為に失敗すると次からは不安に感じてしまいEDの症状が悪化することもあります。

妊活やパートナーとの行き違いでセックス自体がプレッシャーになってしまうことも。性的興奮を感じる対象が現実離れしている場合(二次元や過激なAVなど)も現実とのギャップでEDの原因になりえるそうです。EDの症状が出たとき、男性はとても傷ついています。プレッシャーを与えないようにしつつ、予防法・治療法を一緒に考えてみましょう。ED治療薬もありますが副作用がつらい場合もあり、個人輸入で買えるものは偽物が多いため注意が必要です。

いきなり治療薬に頼らず、副作用がほとんどないサプリメントで元気を取り戻すのがおすすめ。L-アルギニン・マカ・クラチャイダムは勃起に必要な一酸化窒素を発生させ、体そのものも元気にしてくれる成分です。

主に泌尿器科ではEDの治療を行っています。自費診療になりますが、QOL(治療によってもたらされる生活の質)の向上とともに相談に乗ってもらえますよ。サプリメントを服用する場合は、即効性には期待できないので心と体を元気にするつもりでゆったりと改善できるような気持ちが大切です。


writer:しゃけごはん