企業が「淘汰された」と言う表現は、ある企業が時代の変化に付いていくことができず、時代が必要としているものを提供できずに消滅することを意味するが、この言葉には企業の力を超えた時代の変化に圧倒され、企業自身には「どうすることもできなかった」というニュアンスも含まれるだろう。(イメージ写真提供:123RF)

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 企業が「淘汰された」と言う表現は、ある企業が時代の変化に付いていくことができず、時代が必要としているものを提供できずに消滅することを意味するが、この言葉には企業の力を超えた時代の変化に圧倒され、企業自身には「どうすることもできなかった」というニュアンスも含まれるだろう。

 近年、日本の一部電機メーカーの不振が指摘されるが、日本企業は時代に淘汰されたゆえにかつての勢いを失ったのだろうか。中国メディアの百度百家は26日付で、日本の一部電機メーカーの不振から中国企業は学ぶべきだと論じる記事を掲載した。

 記事は、かつて世界の家電市場で幅を利かせた日本の電機メーカーが近年、不振に追い込まれており、それと対照的に中国メーカーの躍進が目立つと指摘。日本メーカーは中韓企業の成長により、B2CからB2B市場への移行を始めざるを得ない状況に追い込まれていると説明した。

 続けて、日本企業の没落には、中韓企業の台頭のほか、権力の集中や組織の硬直化、消費者のニーズを重視しないマーケティング、海外市場での失敗などの原因があると指摘する一方、日本企業が不振に陥っている間に「中国企業が一気に形勢を逆転できるかといえば、それは別問題」であると指摘した。

 さらに、中国国内には非常に大きな市場があるとはいえ、中国市場はすでに飽和状態になってきており、日本企業が直面している問題は遅かれ早かれ中国企業も直面することになると指摘。中国企業は日本企業を教訓とし、いますぐに手を打つことによって日本企業の没落と同じ道を歩まないようすべきだと提言した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)