木村文乃と菜々緒の共演に視聴者もドキドキ?/(C)日本テレビ

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ついにスタートした春ドラマ! 異色の推理ドラマ、正統派ラブコメディー、本格派アクションなど、話題作の盛り上がりどころをドラマ解説者・木村隆志、ドラマ評論家・田幸和歌子、視聴者の声(TwitterなどのSNSや編集部独自調査から集計)のナマ声からリサーチ!息の合った亀梨&山下の突き抜けた演技が話題の「ボク、運命の人です。」(毎週土曜夜10.00-10.54、日本テレビ系で放送)を分析

ゆるい雰囲気の共演者陣も魅力/(C)日本テレビ

■ 亀梨と山下の演技は“確信犯”。笑って楽しめるラブコメ作品

徹底して運命の恋にクローズアップした脚本は、金子茂樹さんならでは。誠と謎の男が「運命」を連呼することで笑いを誘い、第1話からラブコメとして決まっている。一見かわいげのないヒロイン像は、「世界一難しい恋」('16年日本テレビ系)と似ているだけに、ジリジリと距離を縮める展開でドキドキさせてくれるはず。ドラマは実質的に二重構造。誠と晴子のラブストーリーと、誠と謎の男の会話喜劇の2つを交互に見せるため、1時間がアッという間に過ぎていく。特に亀梨&山下ペアは、確信犯的に「野ブタ。をプロデュース」('05年日本テレビ系)のノリを再現しているかのよう。恋のライバル・定岡、チクチク毒を吐く晴子の両親、緩い雰囲気の同僚など脇役も多彩で、悪気なく誠と晴子を振り回す、関係をちゃかすようなシーンが増えるほど、運命の恋は盛り上がっていくはず。まだ「これはスゴイ」という運命が出ていないので、今後に期待。(木村隆志)

■ 神様・山下が一番の邪魔者?

「神」として突然現れた山下のうさんくささは素晴らしい。スーツ姿に片耳ピアスで、土足。ダルそうなしゃべり方や、オチャメでウザい絡み方は「野ブタ。をプロデュース」で演じた彰を彷彿とさせる。また、脚本家は「プロポーズ大作戦」('07年フジ系)の金子茂樹が担当。10年前に三上博史扮する妖精に手助けしてもらっていた山下が、今度は「神」になってしまったという縁も楽しい。第1話のポイントは、にわかに信じがたい「運命の人」であることを相手にどう伝えるかということ。しかし、亀梨演じる誠は、あろうことか、直接伝えるという大ざっぱな手段に出る。2人の「運命」を裏付けるのが、ドラマチックな出会いでなく、笑ってしまうような小さな接点の積み重ねだというセンスは秀逸。でも、神が何も言わなければ、自然に結ばれたんじゃ? 今後はライバルキャラも登場するが、実は結果的に2人の運命を最も邪魔しているのが「神」だという皮肉も面白い。(田幸和歌子)

■ 山下くんは、未来から来たターミネーター?

「文乃ちゃんと菜々緒さんは「サイレーン―」('15年フジ系)などで共演し、菜々緒さんにだまされていたけど、今回は友達という役どころ。女子トークで盛り上がっていても、後々だまされるんじゃないかと心配」「山下くんの『運命』『地球滅亡』のセリフが、未来から来たターミネーターな感じ」「EDの3人のダンスで、ドラマではツンツンしてる文乃ちゃんが踊れてない感じが出てて、そのギャップにハマる」(視聴者の声)

■ 強力なライバルを前に誠が神様と次の一手を!

“運命”を信じた主人公・誠(亀梨和也)が、“運命”なんて信じない晴子(木村文乃)と結ばれるため、謎の男(山下智久)に助言をもらいながら奮闘するラブコメディー。 第3話(4月29日土曜放送)では、誠は三恵(菜々緒)の提案で、晴子、ライバルの定岡(満島真之介)と4人で食事に出掛けるが、定岡の人気ぶりを目の当たりにし面白くない。そこへ現れた謎の男は、誠にクラシック100曲の曲と作者を覚えるよう指南する。第4話(5月6日土曜放送)では、謎の男はニンジン嫌いの烏田部長(田辺誠一)にニンジンを食べてもらうことを誠に指示。誠は材料にニンジンが使われたお菓子をプレゼントし続けるが、烏田に押し売りだと拒絶される。