中国は世界で最も古い文明を持つ国だが、ビールの発祥地でもあったことが明らかになり、古代ビールを現代に再現する試みが行われた。

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2017年4月30日、中国紙・参考消息(電子版)によると、中国は世界で最も古い文明を持つ国だが、ビールの発祥地でもあったことが明らかになり、古代ビールを現代に再現する試みが行われた。

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CNNによると、中国の新石器時代の遺跡からビールを製造していた痕跡が発見され、2015年にスタンフォード大学の考古学調査チームが検証した結果、5000年前の中国で大麦や米を使ってビールを造っていたことが明らかとなった。このほど中国のブルワリー2社がその学術的データを使って古代ビールを再現した。

5000年前のビールを再現したのは、北京の京Aクラフトビールと香港の門神ビールの2社。発酵のプロセスは現代と大きな違いはないものの、新石器時代にホップはなく、酵母も現代のように安定していなかったなど、原材料には違いが少なくなかったと見ている。

現代とは異なる原材料を使い、試行錯誤を重ねてできあがった古代のビールは、淡い色合いにフルーティーな風味、そしてわずかな酸味があるという。京Aクラフトビールの共同創業者は「ベルリンの昔ながらの白ビールによく似ている」と話している。(翻訳・編集/岡田)