宮村優子

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 「名探偵コナン」シリーズの遠山和葉役、「エヴァンゲリオン」シリーズのアスカ役の声で知られる声優の宮村優子。現在子供たちと共にオーストラリアで暮らし、収録の際には日本に戻ってアフレコに臨むという生活を送っている彼女だが、今後再び日本を拠点に戻す可能性はあるのか。宮村は「帰ってきたいという気持ちはあるんですけれども……」と思いを明かした。

 4月公開の劇場版『名探偵コナン』シリーズの最新作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』では、宮村が声を演じている和葉を中心に物語は進んでいく。そのため本作ではアフレコ収録のため一度日本へ。そして収録語オーストラリアに戻った後、再び舞台あいさつのために日本に来るというスケジュールをこなしているそう。

 声優としてだけではなく、2児の母親として日々奮闘している彼女。中学生の長女は、現在進行形でコナンファンとのこと。「昔は犯人が黒い影だったり、サスペンス要素にビックリしたりして、『コナン』怖い〜って言っていたんですけれども、今『コナン』にハマっていて。『中学校の図書館にコナンがあったよ!』って。ラブの要素が乙女に響いているんじゃないですかね(笑)。図書館には50巻しかないそうで、この続きはどうなるの〜って言っています」とにっこり。だが残念ながら娘さんはお母さんが演じている和葉よりも、赤井秀一と灰原哀が好きなんだそう。

 そして宮村は柔和な笑みを浮かべながら、オーストラリアでの生活を続けている理由には母としての思いがあることを語った。「上の子がオーストラリアでやりたいことがあって。まだ中学生なのに、はっきりと自分のやりたいことが決まっているんです。これだけしっかり決めているんだから、親の都合で『ダメ』とは言えないなと思って。だからあと2〜4年は(オーストラリアで)と思っているんです」。

 子を思い、優しく見守る母の顔を見せた宮村。そんな彼女だが、劇中で声を吹き込むのは恋する乙女・和葉。長年演じ続けてきた和葉の魅力は「真っすぐなところ」なのだそう。またキャラクターを知り尽くしている宮村だからこそ、映画で恋のライバルが登場した際には、演技ではなく「なんなん、この女〜!?」「ハァ〜!?」と素で反応してしまった部分もあったとちゃめっ気たっぷりなエピソードも告白。今作でも描かれる和葉が大好きな男の子・服部平次とのラブの行方は、自身もヤキモキしているそうで、「『もういい加減言っちゃえよ〜』ってなっちゃいます。でもね、(平次役の)堀川(りょう)さんが言っていたんです。『それでいいんだ』って(笑)。はっきり言わない方がいいんだって。わたしは『え〜はっきりさせましょうよ〜』と言っちゃうんですけどね」とも話していた。(編集部・井本早紀)

『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』は全国公開中