香川、ドルト退団の可能性も? セルビア代表FWが代役候補と報道

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 日本代表MF香川真司が、ドルトムントを退団する可能性が浮上しているようだ。ドイツの移籍情報サイト『Transfermarkt.de』がイタリアメディア『tuttomercatoweb.com』の報道を引用しつつ、4月29日に伝えている。

 同メディアによると、ドルトムントはトリノのセルビア代表FWアデム・リャイッチの獲得を検討しているという。4月29日に行われたセリエA第34節のサンプドリア戦にスカウトを派遣し、同選手の視察を行った模様だ。

『Transfermarkt.de』は香川が今シーズン終了後にドルトムントを退団する可能性に言及したうえで、リャイッチが代役として「パーフェクト」な選手だと伝えた。リャイッチについては左サイドや“10番”の位置でプレーできることを紹介。ドイツ代表FWマルコ・ロイスが度重なる負傷に苦しんでいる状況も含め、攻撃陣の補強候補として好意的な見解を伝えている。

 リャイッチは1991年生まれの25歳。パルチザン・ベオグラードの下部組織出身で、2010年にフィオレンティーナに移籍した。2013年夏にローマへ移籍し、2年後にはインテルへレンタル移籍で加入。買い取りオプションが盛り込まれた移籍だったが、同条項は行使されず。昨年夏にトリノへ完全移籍で加入した。今シーズンはセリエA第34節終了時点で30試合に出場し、チーム2位の8ゴールを記録している。