退職後の楽しみは孫の世話と広場ダンス、それに麻雀という中国の高齢者は多い。一族で円陣を組むかのようにして助け合い、賑やかな毎日を好む中国人にとっては、「子どもに迷惑をかけたくない」として、子どもの世話になろうとしない日本の高齢者は孤独で不憫に感じるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 退職後の楽しみは孫の世話と広場ダンス、それに麻雀という中国の高齢者は多い。一族で円陣を組むかのようにして助け合い、賑やかな毎日を好む中国人にとっては、「子どもに迷惑をかけたくない」として、子どもの世話になろうとしない日本の高齢者は孤独で不憫に感じるようだ。

 しかし、日本の高齢者はそんなに不憫なのだろうか。中国メディアの今日頭条は20日、「人に迷惑をかけない」日本の高齢者に関する記事を掲載した。

 記事は、高齢化が進む日本では社会において高齢者が重要な存在となっていることを指摘し、日本の高齢者は中国の高齢者と違って「自立していて自信にあふれ、積極的に社会的な責任を果たしており、まさに生涯現役という言葉がぴったり」であることを紹介した。

 また、日本の高齢者はインターネットなど新しいものへの関心も高く、気持ちはいつまでも若々しく、自分のしたいことに全力で挑戦し、子の世代と比べても「健康と趣味により熱心」だと分析。特に、子どもたちに「迷惑をかけない」ために、自分の面倒は自分で見るという考えが強く、孤独死した高齢者に関するニュースに対して、別の高齢者が、「生前誰にも迷惑をかけなかったのだから幸せだったに違いない」という見方をする場合もあることを紹介した。

 記事は、日本の高齢者は責任感があって前向きで、社会に貢献したいと思っているとまとめ、だから高齢になっても働き続けるのだろうと推測した。いくつになっても、社会の役に立つことで社会とのつながりを見出そうとする日本の高齢者。記事が掲載している複数の写真からは、中国人が想像する「不憫」な様子はなく、むしろ生き生きとした感じが伝わってくる。人に迷惑をかけまいと、いくつになっても自立して生活することが日本人が長寿である秘訣の1つなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)