空爆で損壊したシリア北西部イドリブ県にある病院の内部(2017年4月27日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】シリア北西部イドリブ(Idlib)県の反体制派支配地域で、4月に病院と診療所計7か所がバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権もしくは同盟国ロシアによる空爆で破壊され、現在も活動できない状態にあることが分かった。医療関係筋が30日、明らかにした。

 イドリブ県の反体制派支配地域にある病院を担当するアブデル・ハミド・ダバク(Abdel Hamid Dabbak)氏は記者会見で「4月にイドリブ県の南部にある複数の病院が組織的に標的とされた」と語った。婦人科の診療所1か所を含む医療施設7か所が空爆を受けたという。

 同氏は、被害を受けた医療施設の再開に向けて作業が進んでいるものの「依然として戦闘機が頭上を飛び、爆撃が続いている」とも述べた。

 反体制派の保健衛生担当者の話では、この他にイドリブ県と隣接する中部ハマ(Hama)県でも病院3か所が爆撃されて機能不全に陥ったという。

 イドリブは国際テロ組織「アルカイダ(Al-Qaeda)」の傘下にあった反体制派組織が掌握しており、アサド政権とロシアの戦闘機によって繰り返し攻撃対象とされている。
【翻訳編集】AFPBB News