男子テニス、バルセロナ・オープン、シングルス決勝。トロフィーを手にポーズをとるラファエル・ナダル(2017年4月30日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2017)は4月30日、シングルス決勝が行われ、大会第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が第4シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)を6-4、6-1で下し、同大会10度目の優勝を飾った。

 先週のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2017)でも10回目の優勝を果たしていたナダルは試合後、「モンテカルロ(Monte Carlo)とここ、二つの特別な大会で2週連続優勝できた。クレーで夢のスタートを切ることができた」と今月下旬に開幕する全仏オープンテニス(French Open 2017)へ向けて順調さをアピールした。

「クラブの人々の前で、バルセロナで10度目の優勝に到達できたのは大きな意味がある。本当にうれしいし、感無量だ」

 1週間を通して1セットも失わず、自身の名前が冠されたセンターコート、ピスタ・ラファ・ナダル(Pista Rafa Nadal)で優勝を決めた四大大会(グランドスラム)通算14勝のナダルは、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)の優勝候補筆頭に名乗り出た。

 現在19セット連続で獲得しているナダルだが、試合序盤は準決勝で世界1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)を撃破したティエムの抵抗にあうなど、今季のクレーでは最もタフな相手と対峙(たいじ)することになった。

 しかし30歳にして再び絶好調に近づいているナダルは、重要な場面でプレーレベルを上げ、試合を通して与えたブレークポイントは第1セット第1ゲームの1度のみにとどめた。

 ナダルは「第1セットが決定的に重要だった」とした上で、「厳しい試合だった。彼より少しだけ多くチャンスがあったが、かなり互角だった。だから試合が終わったときに、あれだけのエネルギーを費やして勝利を祝ったんだ」と振り返った。

 一方、赤土の王者に屈したティエムは「バルセロナでの1週間を楽しめた。クレーにおける史上最高の選手に敗れるのは最悪なことではない」と前向きな姿勢をみせた。
【翻訳編集】AFPBB News