浦和DF槙野智章の決意「今日の敗戦を次の試合にぶつけていく」

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 後半アディショナルタイムの5分が過ぎ、スコアが「0」のまま、終了のホイッスルが鳴り響く――。

 30日、NACK5スタジアム大宮で“さいたまダービー”が行われ、浦和レッズが大宮アルディージャに0−1で敗れた。

 浦和が無得点で試合を終えるのは、昨年6月15日に行われたJ1リーグ1stステージ第10節ガンバ大阪戦以来、実に319日ぶり。公式戦では43試合ぶりのことである。

 試合後、槙野智章が心境を語った。

「結果がついてこなかったのは残念。両チームが勝利に向かって一生懸命戦った結果ですので、結果を受け止めないといけない」

 浦和は22本ものシュートを放った。決定機を作れなかったわけではない。

「自分たちがボールを保持した時に、ボールの動かしと選手の配置で必ずギャップが生まれて、相手の隙を突けていましたし、サイドのローテーションのところで何度もチャンスをつくれていました」

 しかし、前半をスコアレスで折り返し、迎えた63分、大宮の茨田陽生にゴールを奪われてしまう。槙野が悔しそうな表情を浮かべる。

「相手が後半かなり修正してきて、後半はサイドのローテーションで一回も突破できなかったんじゃないかな。それだけ前半と後半では相手が違ったし、自分たちも戦い方を難しくしてしまいました」

 首位の浦和は月曜日から水曜日まで大原サッカー場でトレーニングを行い、木曜日に3位の鹿島アントラーズを埼玉スタジアム2002に迎える。

「負けを引きずらない。しっかりと切り替える。今日の敗戦を次の試合にぶつけていく。それに尽きると思います」

下を向いている暇はない。敗戦を糧に、4日後、満員のホームで勝利を目指す。

取材・文=大西 徹