公式戦3戦連続ゴールでガンバ大阪を勝利に持ちびいたMF堂安律

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[4.30 J1第9節 横浜FM0-1G大阪 日産ス]

 成長期真っ只中の18歳が、今度は試合を決めるゴールを奪った。21日の大宮戦でJ1初ゴールを含む2発、25日のACLアデレード・Uでは豪快ミドル、そしてこの日も後半19分、左サイドからDF藤春廣輝がクロスを入れると、FW長沢駿がフリック。そしてゴール前に詰めていたMF堂安律が難なく流し込み、ガンバ大阪を勝利へと導いた。

 選手交代が堂安の“景色”を変えていた。スコアレスの展開でG大阪は後半14分に一気の2枚替え。FWアデミウソンとFW長沢駿の前線2枚を同時に投入したことで、堂安のポジションも左MFへと移った。さらに得点シーンの直前にはMF藤本淳吾とポジションをチェンジ。「淳吾さんにはセコいなと言われました」と笑いながら明かしたが、様々な要因が重なったことが、公式戦3戦連続ゴールに繋がった。

「後半はポジションも変わって景色が変わったので、なんかいけそうやなと思った瞬間やった。難しいゴールだけでは得点は量産できないので、ああいうゴールも重要かなと思います」

 長谷川健太監督も「どうしてあそこにいたのかわからない」と苦笑いを浮かべて首を傾げたが、「今までは高校生、18歳の選手として接してきましたが、今季に関しては普通の選手と同じ扱いをしてきた。そういう中でやらないといけないという気持ちが彼の中で芽生えてきたのかな」と急成長に目を細めた。

 G大阪で結果を残す堂安だが、5月に開催されるU-20W杯での活躍にも期待がかかる。「正直、このまま(昨年までのように試合に)出てなかったらU-20W杯も不安だった」と話したが、5月2日に発表されるメンバー入りも決定的な状況だ。「こうやって90分出ることで不安もなくなってきましたし、あとは調子を上げていくだけかな」。絶好調で迎える世界大会。衝撃を与える準備は整った。

(取材・文 児玉幸洋)
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