太陽の光が心地よい季節です。でも女性にとって気になり始めるのは紫外線。まだそれほど日差しが強いわけではないし…と油断すると、肌の老化を促進してしまいます。日焼け対策には、日焼け止めを塗るが手っ取り早い方法です。上手な日焼け止め選びのために、成分による日焼け止めの違いついてご紹介しましょう。

ダメージを与える紫外線とは

肌に影響を及ぼす紫外線とは何なのでしょうか。私たちの言う「光」は、目に見える光と目に見えない光があります。目に見える光は可視光線といい、波長の長さによって大きく7色に分けることができます。7色とはいわゆる虹色のことです。波長が短い紫色に始まり、波長が長くなるにつれて青、緑、黄色、橙と変化し、一番波長が長い赤色の7色に分析できます。

可視光線の範囲を超え、紫の波長よりも短くなってしまうと、人間の目には見えない光となり、これを紫外線といいます。可視光線の赤い波長よりも長くなってしまうと、やはり私たちには見えない光、赤外線になります。紫外線は科学的な作用を起こす光であり、例えば布団や洗濯物を太陽に干すのは、紫外線の強い殺菌効果を利用するものです。しかし長い時間、人間の肌を紫外線にさらしてしまうとダメージを受け、老化や皮膚疾患を引き起こす恐れがあります。

「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の違い

肌を守るための方法として、ぜひ利用したいのは日焼け止めです。でも多数ある日焼け止めの中から、自分に合ったものを選ぶのはなかなか難しいもの。日焼け止めは成分と機能によって2種類に分けられ、一つは「紫外線吸収剤」、もう一つは「紫外線散乱剤」です。

「紫外線吸収剤」は化学合成によって作られる日焼け止めであり、紫外線を吸収することで日焼けを防ぎます。汗をかいても落ちにくく、べとつかず肌によく馴染み、白くならず付け心地が良いというメリットがあります。その反面、吸収した紫外線を化学反応させて別の物質に変えるので、この化学反応が肌に負担をかける心配があります。「紫外線散乱剤」は紫外線を反射させることで日焼けを防ぐものです。天然の鉱物由来の成分、主に酸化チタンや酸化亜鉛を原料とします。

ノンケミカルと表示される場合は、この「紫外線散乱剤」をさし、紫外線吸収剤を含まないため肌に優しく、負担をかけにくいのが特徴です。しかし汗で流れてしまいやすく、ベトベト感が強く肌になじみにくいうえ、白浮きしやすいというデメリットがあります。

日焼け止めは肌の調子、そして場面別に選ぶのがコツ

日焼け止めの「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」、それぞれに長所短所がありケースバイケースで選んでいくのが良いようです。しかし最近ではどちらとも進化しており、以前に比べ使いやすくなっています。「紫外線吸収剤」に関しては肌に負担をかけにくいものが、「紫外線散乱剤」に関しては、白浮きしにくく、肌になじみの良い日焼け止めが登場しています。日常用、レジャー用と、何種類かの日焼け止めを使い分けてみても良さそうですね。


writer:Akina