【ビデオ】総額94億円! アストンマーティンの名車が新工場用地の元英国空軍基地に結集して駆け回る!
4月初め、アストンマーティンは英国空軍から南ウェールズのセント・アサンにある旧基地の引き渡しを受けた。同社はここを新たな生産拠点とするべく工場に改装したのち、2019年からクロスオーバー「DBX」を含む新型車の生産を開始する。これはまだ少し先の話になるわけで、目下、同社はこの巨大な空っぽの施設を持て余しているのだ。ならばこの機会に、このスペースに同社の名車を結集させて遊んでしまおう、となったらしい。


今回ご紹介するプロモーション・ビデオでは、アストンマーティンのレーシング・ドライバーであるダレン・ターナーとニッキー・ティーム、そして同社のチーフ・エンジニアのマット・ベッカーの3人が、この広大な格納庫や滑走路で所せましとドライビングを楽しむ。もちろん、3人が乗り回すのは同社の選りすぐりばかりだ。ヴィンテージから最新レース車両に、ハイパーカーの王族とも言うべき「ヴァルカン」や「One-77」、そして007ご用達の「DB5」と「DB10」など、登場するクルマの総額は6,500万ポンド(約94億円)に上るという。



このビデオにはアストンマーティン自慢の名車ばかりが映っているが、1台だけそうとは言えないクルマも顔を出す。トヨタ「iQ」をベースにしたアストンマーティン「シグネット」が出演しているのだ。わざわざこの小さなクルマをプロモーション・ビデオに登場させるという、アストンマーティンのユーモアのセンスがお分かりいただけるだろう。このシーンではOne-77とヴァルカンの2台が、シグネットをからかうかのようにその周囲をぐるぐる回っている。



終盤、DBXクロスオーバーのチラ見せがある。3人が布をかけられて保管されている3台のクルマを覗き見するのだ。最初の2台は「ヴァルキリー」と「DBX」コンセプト、そして3台目のカバーに手をかけ、ヘッドライトが露になった次の瞬間、同社アンディ・パーマーCEOが視察のため施設に到着。3人は慌てて立ち去ってしまうため、3台目の姿はそれ以上見ることはできない。ただ、最後の最後にDBXのティーザー・イメージが表示されることや、ここセント・アサンでDBXが生産されることなどを考えても、この3台目は同車の生産型、もしくはその一歩手前の試作車と考えてよいだろう。とにかく、この6分以上におよぶ贅沢なビデオを、是非ゆっくりとご覧いただきたい。



By Joel Stocksdale

翻訳:日本映像翻訳アカデミー