<中日クラウンズ 最終日◇30日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)>
選手会長が大混戦を劇的なバーディで制した。今年で58回目の開催となる伝統の一戦「中日クラウンズ」の最終日。藤本佳則、谷口徹と並んで迎えた難関18番で宮里優作がピン奥からの6メートルをねじ込み、トータル13アンダーで優勝。ボールはカップを一周して入り、18番グリーンは大歓声に包まれた。
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最初にスライスし、最後に少しフックする下りのスネークライン。もちろん、そうそう入るものではない。宮里も「プレーオフも想定して2パットでいければ」と打って、思い通りに球が出て「寄ったな」と思ったが、入ったのには「ビックリ!」。会心のパットで混戦に終止符を打った。
選手会長になり2年目。昨年よりは「楽になった」と言いつつも、会長業務に終われ満足に打ち込みも、ラウンドもできていなかった。先週は予選落ちを喫するなど、決して本調子とは言いがたかったが、1度ライ角をアップライトにしたアイアンの微調整で「タテの距離感が良くなって、入れやすいラインにつけられた」ことが優勝につながった。
選手会長として撮影エリアを設けたり、ツアー側のSNSをサポートするなど率先してファンサービスに勤めてきた。そして、今度は自身のプレーで11,016人のギャラリーを魅了。「みんなで良いものを出し合って、意識を高くしてやっていかないと。松山英樹君が海外でやっていて世界への扉をこじ開けてくれた。彼を見てみんな技術を高めている。彼が帰ってきたときに簡単には勝たせないようにしないといけない」。プレー面でもサービス面でも、選手の意識を高めることで男子ツアーの盛り上げを図っていく。
宮里は名古屋在住。準地元で家族と多くのファンに優勝を見せることができた喜びは格別だろう。そして、今季の目標でもある複数回優勝にもこの春先に勝てたことで大きく前進した。来週は青木功が発起人のチャリティ大会に出場し、次なる戦いは今度は生まれ故郷、沖縄で開催されるメジャー「日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯」。「下手なゴルフはできないので、しっかり準備しないと」。準地元の次は本当の地元でギャラリーを熱狂の渦に巻き込む。
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