F1第12戦ドイツGP、天候曇り。コース幅が広く、抜きやすいサーキットとして有名なホッケンハイム。前日の予選では、現在ポイント・トップのフェルナンド・アロンソ(ルノー)がキミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)だけでなくジェンソン・バトン(BAR・ホンダ)にも遅れをとる結果となった。

 決勝レースは、スタート直後の1コーナーで中盤の数台が横並び、ジャック・ヴィルヌーブ(ザウバー・ペトロナス)とルーベンス・バリチェロ(フェラーリ)ら数台が接触し、行き場をなくしてコースオフするマシンも続出。佐藤琢磨(BAR・ホンダ)はジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)と接触した際にウイングを落とし、緊急ピットインとなった。

 全67周を2ストップ作戦を選択するマシンが多く、22周目前後で各車が続々と1回目のピットイン。スタートから抜け出していたトップのライコネンは2位アロンソとの差を徐々に広げてマージンを稼ぎ、1回目のピットを終えた時点で両者の順位は変わらず。レース半分を過ぎこのまま行きそうな雰囲気が漂い始めた35周目、なんとトップを行くライコネンが急きょスローダウン。コース上でマシンを止めてレースを終える結果となった。

 代わって繰り上げトップとなったアロンソ、2位ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)との差はこの時点ですでに30秒ほど離れている。ミハエルの後ろにはバトン、ファン・パブロ・モントーヤ(マクラーレン・メルセデス)、フィジケラが迫り4台で2位争いを繰り広げる展開となる。44周目についにバトンがミハエルを交わし、バトン、ミハエルの順に2回目のピットを終えるが、その間に暫定2位となったモントーヤはペースを上げてマージンを稼ぎ、残り10周となってようやく2回目のピットを終えると、バトンの前でのコース復帰に成功する。4位ミハエルはペースが上がらず、残り1周でフィジケラに交わされる。

 結果はアロンソが12戦中6勝目、2位モントーヤ、3位バトン、4位フィジケラ、5位ミハエル。佐藤琢磨は12位完走で今回も初ポイント獲得はお預けとなった。

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