▽明治安田生命J1リーグ第9節、大宮アルディージャvs浦和レッズのさいたまダービーが30日に行われ、1-0で大宮が勝利した。

▽1分け7敗の最下位に低迷する大宮と、6勝1分け1敗で首位に立つ浦和のダービー。前節のガンバ大阪戦を0-6と惨敗した大宮は、4日前に行われたルヴァンカップのコンサドーレ札幌戦を1-1と引き分けた。その札幌戦のスタメンから大幅に7選手を変更。札幌戦で移籍後初ゴールを決めた瀬川が先発となり、大前がベンチスタートとなった。

▽一方、前節の札幌戦を3-2と勝利した浦和はリーグ戦4連勝中で首位をキープ。そして4日前に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のウェスタン・シドニー戦を6-1と大勝して決勝トーナメント進出を決めた。好調を維持する浦和はW・シドニー戦のスタメンから5選手を変更し、札幌戦のスタメンに戻した。

▽ボランチの金澤が興梠にマンマーク気味に対応し、5バックとなる大宮に対して、立ち上がりから押し込んだ浦和だったが、攻めあぐねる状況が続く。

▽すると22分、守備に徹していた大宮に両チーム通じて最初の決定機が生まれる。遠藤と入れ替わった瀬川がGKと一対一に。しかし、ボックス中央からのシュートは西川の左足による好セーブに阻まれてしまった。

▽守護神に救われた浦和は26分、FKの流れから槙野のヘディングシュートでゴールに迫るも、大宮も32分に渡部のシュートで牽制。

▽主導権を握りきれない浦和は39分、この試合初めての決定機を演出する。槙野がドリブルでボックス左へ侵入。折り返したグラウンダーのクロスに武藤が左足で合わせるも、シュートを枠の上に外してしまった。

▽続く42分にはゴールエリア右へ侵入した武藤の折り返しを宇賀神が合わせるも、GK塩田の正面を突いた。対する大宮も追加タイム1分に決定機。右サイドからのクロスが流れたところをファーサイドの和田が右足でシュート。しかし、わずかに枠の右上に外れ、前半をゴールレスで終えた。

▽迎えた後半、両チームが選手交代を行う。大宮は長谷川に代えて大山を、浦和は柏木に代えて青木を投入した。すると浦和は48分に阿部がミドルシュートでゴールに迫るも、53分に2枚目のカードを切り、武藤に代えて李を投入する。

▽引き続きカウンターで牽制する大宮は60分、左CKの流れから江坂のヘディングシュートでゴールに近づくと63分、ショートカウンターから先制する。江坂のパスを受けたボックス右の茨田の強烈なシュートがゴールに突き刺さった。

▽先制された浦和は宇賀神に代えて駒井を右サイドに投入。関根を左サイドに回した。すると69分にラファエル・シルバのシュートでゴールに迫れば、79分には李のバックヘッドから興梠がボレーシュートで狙うも、枠の上に外れる。

▽結局、大宮の守備の前に攻めあぐね続けた浦和は、89分の駒井の右クロスからラファエル・シルバの放ったシュートは枠の上に外れ、今季初のノーゴールでダービー敗戦。今季2敗目を喫し、次節の王者・鹿島アントラーズ戦に臨むこととなった。

▽一方、気迫のこもったプレーで浦和攻撃陣をシャットアウトした大宮はダービーで待望の今季初勝利を挙げている。