フランスの首都パリで、銃撃事件を受けて現場のシャンゼリゼ通りを封鎖する警察(2017年4月20日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスの首都パリ(Paris)のシャンゼリゼ(Champs Elysees)通りで20日に起きた銃撃事件の容疑者の父親が、酔って警察署に現れて警官を脅したために逮捕された。情報筋が29日、AFPに明かした。

 事件で警官1人を射殺するなどしたカリム・シュルフィー(Karim Cheurfi)容疑者(39)は現場で警察との銃撃戦の末に射殺されている。仏大統領選の第1回投票が行われる数日前に起きたこの事件では、シャンゼリゼ通りを訪れていた観光客や地元住民らがパニックに陥り、銃弾から身を守ろうと必死に逃げる状況が後に明らかになった。

 情報筋によると、シュルフィー容疑者の父親は「(パリ郊外ノワジールグラン、Noisy-le-Grandの)警察署に酔った状態で現れ、武器や暴力はなしに警官らを脅した」という。

 父親は、ノワジールグランと近隣のシェル(Chelles)の当局が、それぞれの町で息子の埋葬を許可しなかったことに腹を立てていたと、情報筋は付け加えた。父親は28日に逮捕された。

 20日の銃撃事件については、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。フランスでは2015年以降に相次いだ襲撃事件で計239人が死亡している。
【翻訳編集】AFPBB News