毎日のバスタイムには入浴剤が欠かせないというあなた。一日の終わりにお気に入りの入浴剤を入れたお風呂でリラックスするのは至福の時ですよね。保温効果、発汗作用、保湿作用など様々な効果が期待できる入浴剤です。お風呂に入れるだけでOKと思っているかもしれませんが、実は入浴剤にも正しい使い方があるのをご存知でしょうか。

NG!入浴しながら入浴剤を溶かす

入浴しながら入浴剤を溶かしている人、いませんか? これはやって欲しくない入浴剤の使い方。入浴剤はお湯に十分溶け出してこそ効果が得られるものなので、お風呂に入る前に入浴剤を投入し、入浴剤が全部溶けてから入浴するのが正しいのです。粉上の入浴剤はもちろんのことですが、特に発泡入浴剤はその使い方が誤解されがちです。いかにも溶け出す途中に出てくる発泡ガスに効果が期待できそうな感じではありますが、一番効果が期待できるのは入浴剤の全てが溶け出した後。入浴剤に含まれる保温効果、発汗作用、保湿作用などを十分に期待したいのなら入浴前にあらかじめ入浴剤を投入しておきましょう。

NG!風呂上りに水道やシャワーのお湯で洗い流す

入浴剤を使用したお風呂から上がる際に、水道やシャワーのお湯で体を洗い流す行為も場合もNGです。入浴剤には保温効果や保湿効果などの有効成分が含まれていますが、風呂上りの際に体を水道やシャワーのお湯で洗い流すことで、入浴剤の有効成分さえも同時に洗い流してしまうことになります。せっかく健康効果や美容効果などが期待できる入浴剤を使用しているのならこれを無駄にしたくはないですよね。湯垢を落としたいなど何か理由でもない限り、入浴剤を使用した際の風呂上りは体を洗い流さないようにしましょう。もちろん、入浴剤によっては「洗い流す」ことを指示している製品もありますので、一度パッケージをチェックしてみて使用方法を守ってくださいね。

NG!入浴剤の使いすぎ

入浴剤に期待できる発汗作用や保湿作用などに目がくらんで、効果アップを図ろうと大量に入浴剤をお風呂に投入する使い方も間違っています。入浴剤には製造会社が肌に過度な負担を与えないようにと、あらかじめ適量というものが設けられています。しかしこれを無視して大量に入浴剤を使用することで様々な肌トラブルの原因となります。

入浴剤に使い方があったなんて!と思うかもしれませんが、あるのです。パッケージを見ると、効果効能にも意外なことが書かれていたりします。いろんな入浴剤を試して入浴の効果を高めてくださいね。


writer:サプリ編集部