すっご〜いさわやかな画〜! - 映画『ボンジュール、アン!』より
 - the photographer Eric Caro (C)American Zoetrope,2016

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 『ゴッドファーザー』などを手掛けてきたフランシス・フォード・コッポラ監督の妻で、映画監督ソフィア・コッポラの母でもある、エレノア・コッポラが長編実写作品監督・脚本デビューを果たした新作映画『ボンジュール、アン!』の日本公開日が7月7日に決定。脚本は自身の体験を基に描いたそうで、仕事ばかりで過程には無頓着な夫を持つ一人の女性の物語になっているという。

 今や映画界になくてはならない存在となったコッポラ家を支え続けてきたエレノア。彼女は母・妻としてだけではなく、アーティスト活動も続けており、フォード・コッポラ監督が『地獄の黙示録』を撮りあげるまでをとらえたドキュメンタリー作品『ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録』にも参加。同作ではエミー賞も獲得している。

 そんな彼女が長編劇映画の監督・脚本デビューを果たす本作は、子育ても落ち着きはじめ、人生の一区切りを迎えようとしていた女性が、思いがけないパリへの旅を通して、自分自身を見つめ直し、人生の喜びや幸せを発見するストーリー。公開されている場面写真も緑や水の色が映えるような美しい風景が映し出されたものばかりで、映画ではさらにフランスの食事やワイン、コート・ダジュール地方の美しい景色や遺跡などが彩りを添えているよう。夫のフォード・コッポラが得意とするダークな感じでもなく、娘ソフィアのようなパンチの効いた「おしゃれ系」でもない、新たなさわやか系コッポラ映画となりそうだ。

 パリへ旅立つ女性・アン役には『運命の女』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』でトランボの妻を演じていたダイアン・レイン。そのほかアンの夫役でアレック・ボールドウィン、夫の仕事仲間役でアルノー・ヴィアールなどが出演している。(編集部・井本早紀)

映画『ボンジュール、アン!』は7月7日よりTOHOシネマズシャンテほかにて全国公開