小泉進次郎衆院議員、交際相手についての質問に「あの、この世界、いたらバレています」。

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自民党の小泉進次郎衆院議員が2017年4月29日、高校生から交際相手の有無を「直撃取材」され、「あの、この世界、いたらバレています」と必死で否定する一幕があった。

進次郎氏は、父親の純一郎氏が女性とのデートを週刊誌で報じられたことを引き合いに「75歳でデートが撮られるおやじって、かっこいいと思いましたね」と、すかさず切り返し、会場からは拍手が起こっていた。

「おやじも、兄貴も僕も、みんな独身」

進次郎氏が登場したのは、幕張メッセ(千葉市)で行われている「ニコニコ超会議」の自民党ブースで行われたトークイベント。高校生から介護や消費税といった政策面の質問が出る中で、進次郎氏を当惑させたのが

「今現在、彼女さんとかいらっしゃらないんですか?」

という質問で、進次郎氏はとっさに

「あの、この世界、いたらバレています」

と反応。現時点での交際相手の存在を否定したが、思い出したかのように父親の純一郎氏に言及した。純一郎氏は1982年に離婚、永田町では有数の「猥談の名手」としても知られている。最近は、「女性セブン」が2017年5月4日号(首都圏で4月21日発売)で、純一郎氏が60代とみられる女性と六本木で「映画デート」する様子を写真付きで報じていた。

進次郎氏はこういったことを念頭に置いたのか、

「ほんとにね、あっ、そうだ。僕よりね、今ね、うちのおやじがそういうの元気だよね。面白いのは、うちのおやじも、うちの兄貴も僕も、みんな独身なんですよ。だから、うちのおやじは75歳だけど、75歳でデートが撮られるおやじって、かっこいいと思いましたね」

と話し、場を沸かせていた。

15時以降の予定決められない省庁に「これは終わってるな」

イベント後のぶら下がり取材では、自民党の執行部に対する違和感も口にした。中川俊直衆院議員のスキャンダルを念頭に、執行部は若手議員や都議選を控えた東京都選出議員に対して、大型連休中の海外出張の自粛を求めている。進次郎氏は

「それだけ危機感を持てということだ思いますけど、もう、子どもじゃないんだから...。行く、行かないは自分で決めたらいい。最後、自分のことを守ってくれるのは自分しかいませんから、政治家は...」

と釈然としない様子だった。

一方で、

「『政治の世界は一寸先は闇だ』、そういう声だと受け止めて、それぞれが決めることだと思う」

とも語った。

また、毎月の最終金曜日に15時に仕事を終えることを勧める「プレミアムフライデー」に対しても

「何時に帰るか、自分で決めればいいじゃないですか」

と懐疑的だ。旗振り役の経済産業省がキャンペーンを進めるにあたって各省庁に協力を求めたところ、返ってきた声は「じゃあ、3時に帰るなら、3時以降は何したらいいかモデルケースを示してください」。小泉氏は、

「私はね、これは終わってるなと思いましたね。3時以降に何をすればいいか自分で決められない大人たちがいるとしたら、これはもう危ういな、もっとね、そこをしっかり考えなきゃいけない」

とあきれかえっていた。