人間の本性をあぶりだす「SAFARI」ビジュアル (C)Wien 2016

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 「パラダイス三部作 愛/神/希望」など、人間の内面に潜む根源的の狂気を描く作品で知られるオーストリアの鬼才ウルリッヒ・ザイドル監督の最新作「SAFARI」(原題)の劇場公開が2018年に決定した。

 本作品は、アフリカで一部の狩猟ファンの間で密かに流行している、野生動物を狩する、トロフィー・ハンティングに密着したドキュメンタリー。2016年べネチア国際映画祭、2016年トロント国際映画祭、2016年東京国際映画祭で出品され大きな衝撃を与えた。その過激な内容から日本での公開は危ぶまれたが、この度待望の劇場公開が決まった。

 値段が付けられた野生のインパラ、シマウマ、ヌー、そして、キリンを狩猟するオーストリア人とドイツ人のグループと、一団を草原へと案内するナミビアのリゾートホテルの面々、そして、狩猟した動物の毛皮を剥ぎ、余った肉を食べる現地人にカメラが肉薄する。

 「SAFARI」は、2018年初春、シアター・イメージフォーラムほか全国劇場公開。