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お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建と結婚した女優の佐々木希が、俳優の長谷川博己が主演するTBS系日曜劇場『小さな巨人』(毎週日曜21:00〜)に、重要な役どころで出演している。『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット』などの名作を生み出し、今回も日曜劇場を手掛ける伊與田英徳プロデューサーに起用理由を聞いたところ、佐々木の演技力の成長を絶賛。人が変わっていく瞬間は美しく、不思議な魅力が生まれるそうで、完成した映像を見ても「輝いている」という。

――ご結婚された佐々木希さんのキャスティングは、偶然かと思いますが、注目を集めているタイミングでの出演になりましたね。

本当に偶然です。知ってたらすごいですよ(笑)

――佐々木さんの役柄は最初"謎の女"役とされていましたが、その正体が会員制バーのオーナーの山本アリサで、第1話の誘拐事件の引き金となった風見京子の死の真相を握っている人物であることが明かされました。

そうなんです。"謎の女"と書いてあったくらい謎の女性で、事件を解決するために重要な役です。

――佐々木さんを謎の女役に選んだ理由は?

松坂桃李さん主演のドラマ『怪盗ロワイヤル』(2011年)で、一度佐々木さんとご一緒させていただいたことがあったんです。そのとき佐々木さんはシスターの役で出演されていたんですが、最近ほかのドラマを拝見したら、演技に対してさらに頑張っていらっしゃる、演技が好きになられているなと感じ、またお仕事してみたいと思ったんです。

――はっきりと変化を感じられたんですね。

別人のように変わっているなと思いました。芝居は興味を持たないとうまくならず、興味を持つとすごくうまくなる。本人の意志でどんどん変わっていくんです。そして、変わっていく瞬間っていうのは、きれいなんですよね。例えば、水が氷になる瞬間など、モノが変わるクリティカルポイントはとてもきれいで、人間も変わる瞬間もやっぱりきれいなんです。

――佐々木さんはまさに、女優として変わる瞬間にいるということですね?

そうだと思います。もちろん、僕から見ての印象ですが。彼女が芝居を吸収しようとしている姿はきれいだし、さらに言うと、結婚も一つのクリティカルポイントなんです。たまたまそのタイミングで出演していただけて、本当にラッキーだなと思っています。大きな成長を遂げようとしている瞬間は、不思議な魅力が生まれるんです。

――出来上がった映像を見て、どう感じましたか?

本当に輝いているなと。謎具合が素晴らしいですよ。スッと普通にいるんですけど、隠し持っているような雰囲気で。3、4話で存在感を発揮されます。事件の鍵を握るキーマンですから!

(酒井青子)