マレーシアで殺害された北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏の家族を安全な場所に移動させたと主張し、長男のキム・ハンソル氏の動画を公開したことで注目を集めた謎の団体、千里馬民防衛が、東南アジアで7人の脱北者を救出したと発表した。

千里馬民防衛は26日午前9時34分(日本時間)付で、ウェブサイトに次のような声明を掲載している。

東南アジアで7人救出

(韓国大統領選挙)候補の立場はまだ確認できていません。その間に、東南アジアで7人を救出しました。今回の選挙に重要な南側(韓国)の暮らしの問題が絡んでいることは知っています。しかし、我々が保護すしている人々に対する責任感から、基本的な保護の保障のない今回は、そちら(韓国)に送り届けることはできません。

歴史の正しい側に立っている多くの方々に、我々は深い感謝の意を表します。

この団体は18日、ウェブサイト上で、韓国大統領選挙の候補者らに対し「避難場所が必要な脱北者一人ひとりを受け入れ、保護するか」との公開質問を行っていた。

ちなみに、この7人の氏名、職業、現在の居場所など一切の情報は明らかにされていない。

この団体の正体は依然として謎に包まれている。

韓国統一研究院のチョ・ハンボム先任研究委員は米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の取材に対し、海外にいる脱北者がどこからか支援を受けつつ運営する団体と見られるとの推測を述べている。