ロボットとの結婚が大きな話題に

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 中国では好きな女性に振られ、恋愛を諦めた男性エンジニアが、自分でデザイン、製造した女性の人型ロボットと結婚式を挙げたことが大きな話題となり、中国メディアに取り上げられている。

 ロボットは中国語の読み取りができ、片言の中国語も話すことができる人工知能を搭載しており、このエンジニアは「これからも人工知能の性能を向上させて、会話など人間と同じように生活ができるようになるまで改良を続けていく」と話している。

 男性は浙江省杭州市に住む31歳の鄭佳佳氏で、中国有数の通信機器メーカーである華為技術有限公司勤務のロボットエンジニアだった。

 鄭氏は昨年末にこのヒト型ロボットを完成させたあと、同社を退職し、自分で会社を興して、AIロボットを製造、販売している。鄭氏はこのロボットの顔を女性にし、頭部に本物の黒い髪の毛を植毛するなど、見栄えは本物の女性と同じようになっている。

 このロボットを「英英」と名付けたうえで、この4月初旬、母親と友人を招いて英英との結婚式を行った。英英には黒いウェディングドレスを着せ、頭には赤い布地の頭巾をかぶせ、本物の女性のように英英を抱きかかえて式に臨んだという。

 結婚式に参列した鄭氏の友人は中国メディアのインタビューに対して、「鄭は手ひどい失恋を経験しており、それ以来、若い女性と話をするのも怖がっており、それがロボットと結婚した理由だろう」と話している。

 鄭氏はこの友人に「近い将来、英英を一人で歩けるようにしたり、読み書きができたり、不自由なく会話ができるように改良をしていきたい」と話しているという。

 鄭氏がロボットと結婚式を挙げたことについて、ネット上では「鄭氏は英英と結婚するに当たって、事前に英英の了解をとったのだろうか」とか、「黒いウェディングドレスは結婚式にはタブーだろう」などと鄭氏を茶化すコメントもみられている。