昨年惜敗の片岡大育、猛チャージで優勝圏内へ浮上(撮影:村上航)

写真拡大

<中日クラウンズ 3日目◇29日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)>
昨年、プレーオフでキム・キョンテ(韓国)に敗れ、悔し涙を流した片岡大育。この日は14位タイから出ると、ムービングデーに“63”をマーク。自己ベストのスコアで7つ伸ばし、首位と1打差の3位タイに浮上。リベンジの機会を得た。
悪夢の17番、片岡大育は悔し涙を…
この日は雷雲接近による中断があったが、その前に6つのバーディを量産。再開後の16番でボギーを叩いてしまったが、直後の17番では約7メートルを決めてバーディ。昨年の最終日とこの日のピン位置が一緒で、「キョンテが上からのスライスを外したイメージがあり、上手く読み切れました」。片岡はよく自身のプレーを録画して見返すようにしており、昨年の最終日の映像も「定期的に」チェック。それがプレー中に頭をよぎることがあり、今回はそれが功を奏した。
最終18番ではティショットを右に曲げてしまい、「木の下から低く出すことしかできない」状況に。「どちらかといえば右のバンカーが良いと思ったけど、右に木があったので。最悪は左のバンカーと思って狙って」。パーをセーブできれば御の字の状況だったが、このバンカーショットがなんとカップイン。連続バーディ締めとなった。
片岡は昨年の「ANAオープン」3日目の18番、同じような状況で木に当ててしまいダブルボギーを叩いた。今回はその反省をきっちり踏まえ、確実な選択をしさらに幸運をつかんだ。「ダボにしたら終わりですからね」、悔しい結果に終わった試合の映像、そして過去の失敗から学んだことを生かし、良い流れで最終日につなげることができた。
明日は「守っていてもしょうがないので、伸ばすことだけを考えて」リベンジに臨む。「もう泣かないと決めていたのですが、勝って泣きたいです」。失敗から学んで強くなった片岡、今年は嬉し泣きで大会を締めてみせる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

片岡大育、17番のティグラウンドに立って思ったこと
青木功は予選落ちも「老体にムチ打って36ホール回れて良かった」
ジャンボ尾崎、青木功と同組は「最後にしてもらいたね」
オフは記憶なくしても…片岡プロは17年もノンアル【山下美穂子レポートinハワイ】
ベテランが元気な男子ツアー!49歳の谷口徹が円熟のゴルフで3位発進