国民党主席選挙、初の政見発表会  現職が李登輝氏を批判

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(台北 29日 中央社)最大野党の国民党は29日、主席選挙(5月20日投開票)の立候補者6人による初めての政見発表会を台北市内で行った。

台湾と中国大陸との統一を志向する現職の洪秀柱主席(69)は党首の指導力の重要性を強調。李登輝氏が1988年に主席になってから、国民党は「黒金」(暴力と金権)との接近、癒着を始めたとし、「こんなリーダーシップは要らない」と批判した。

一方、今月中旬の世論調査でトップの支持率を誇る呉敦義前副総統(69)は、党勢の立て直しに向け、党員の団結や野党勢力の結集などを訴えた。

国民党は、昨年の総統・立法委員(国会議員)選挙で大敗し、野党に転落。今回の主席選には6人が立候補しているが、洪氏と呉氏のほかに、カク龍斌前台北市長(64)も加わる事実上の三つどもえの争いになるとみられている。5月20日の党員投票で有効票の過半数を獲得した候補がいない場合、上位2人の決選投票を後日行う。(カク=赤におおざと)

(劉麗栄/編集:羅友辰)