歌手ケシャへの長年にわたる性的暴行が疑われているプロデューサー、ドクター・ルーク。意を決して裁判を起こしたケシャだったものの、相手は「ソニー・ミュージック」の傘下にある「Kemosabe Records」のCEO。どうしても不利な立場になってしまっていた…。その間も、同レーベルのCEOを務めていたドクター・ルーク。ところが今月、大本の会社である「ソニー・ミュージック」がドクター・ルークとの関係を切ったことが伝えられた。

そもそもケシャは、ドクター・ルークがCEOを務めていたレーベル「Kemosabe Records」に所属しており、ドクター・ルークの元でないと音楽活動ができない契約を結んでいると言われている。そんなケシャが3年ほど前に初めてドクター・ルークを相手取った訴訟を起こしたけど、裁判所に棄却されたり、逆にドクター・ルークに訴えられたりと、全くケシャの主張が聞き入られないような状況が続いていたのだ…。

ドクター・ルークに性的暴行を加えられたと言っているのに、彼から離れて音楽活動ができないケシャのことを自由にしてあげてほしいと、ファンやセレブ仲間は「#FreeKesha(ケシャを自由に)」とSNSやデモなどで訴えムーブメントを起こしてきた。それでも、最近まで大きな動きはなかった中、ようやく一歩進んだようにも見える出来事が。

free kesha ケシャ
「Free Kesha」のデモの様子。

<Hollywood Reporter>によると、ドクター・ルークは自身が立ち上げた「Kemosabe Records」のCEOを解任されたそう。さらに、「ソニー・ミュージック」のホームページ上からドクター・ルークのページが消えているとも! また<Daily Mail>は、内部者の話として「ドクター・ルークと『ソニー・ミュージック』は関係を解消するため協議中である」とのコメントを掲載。

一方で<Variety>などでは、CEOでなくなった理由は「2017年3月末で契約が満了したため」と報道しているけれど、ドクター・ルークがこれまでにマイリー・サイラスやケイティ・ペリー、ケリー・クラークソン、ブリトニー・スピアーズ、アダム・ランバートなど名だたるアーティストのヒット曲をプロデュースしてきたことや、今年に入ってからも有名アーティストと活動していたことを考えると、ただ単に契約が切れたことが理由ではなさそう…。

本当に契約が切れただけなのか、ソニーがドクター・ルークをクビにしたのか、まだ真相は明らかになっていないけど、彼が退いたことがケシャにとって微々たるものでもプラスに働くことを祈るばかり!