米首都ワシントンのホワイトハウスで、一部米海域における石油・天然ガス採掘禁止措置の撤廃を命じる大統領令に署名したドナルド・トランプ大統領(2017年4月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は28日、北極(Arctic)と大西洋(Atlantic Ocean)における米海域の石油・天然ガス採掘に関する規制を撤廃する大統領令に署名した。

 トランプ氏が覆したのは、バラク・オバマ(Barack Obama)前大統領が環境保護のために下した禁止措置。

 オバマ前大統領は昨年12月、アラスカ(Alaska)州沖の北極海における米海域と、大西洋の海底谷31か所での新規掘削を無期限で禁止した。アラスカ沖で対象となる範囲には、チュクチ海(Chukchi Sea)とボーフォート海(Beaufort Sea)の大半が含まれる。

 トランプ大統領はホワイトハウス(White House)で記者会見を行い、「わが国は途方もない天然資源に恵まれているが、連邦政府はこうした沖合海域の94%で(石油や天然ガスに関する)調査や生産の道を閉ざしてきた」「それによって無数の雇用と巨額の富が潜在的に奪われている」と述べる一方、前政権の禁止措置の理由が環境保護だったことについては触れなかった。
【翻訳編集】AFPBB News