林奕含さんのフェイスブックより

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(台北 29日 中央社)作家の林奕含さんが死去したことが27日、明らかになった。自殺だとみられている。林さんは今年2月、長編小説「房思[王其]的初恋楽園」でデビューしたばかり。同作は塾の先生にみだらな行為をさせられていた女子中学生を描いた物語で、林さん自身が経験した過去の出来事を基に書かれた。

林さんは高校の時にうつ病を患い、16歳の頃から精神科で治療を受けていたという。高校卒業後は医学部に進学したものの、2週間で休学。その後中国文学学科を再受験して入学したが、3年目に病が再発したため再び休学した。

林さんの両親は28日までにコメントを発表。林さんがこれまで苦しんできた主な原因はうつ病ではなく、かつて遭遇した不幸な出来事だと説明した。

出版社は、同作が実話を基にしていたとしても、作品の内容と作者の経歴を100%イコールで結ばないよう呼び掛けている。

(鄭景ブン/編集:名切千絵)