舞台挨拶を盛り上げた市川海老蔵、
三池崇史監督、戸田恵梨香

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 沙村広明氏の人気時代劇コミックを実写映画化した「無限の住人」が4月29日、全国331スクリーンで公開初日を迎え、主演の木村拓哉をはじめ共演の杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、満島真之介、市川海老蔵、三池崇史監督が東京・丸の内ピカデリーでの舞台挨拶に立った。

 第70回仏カンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に出品される今作。不死身の肉体を持つ伝説の人斬り・万次(木村)が、天津影久(福士)率いる剣客集団・逸刀流に両親を殺された少女・凛(杉咲)の用心棒となり、凄絶な戦いに身を投じていく姿を描いた。満身創痍になりながらも万次を演じきった木村は、「今日をもって、この『無限の住人』が、観客の皆さんのものになりました。これからも温かく、かわいがってください」とニッコリ。杉咲も「この日を迎えることができて、本当に本当に幸せです」と震える声で喜びを語り、福士は「この映画で自分の実力以上のものが出せました。監督や木村さん、キャストの皆さんのお力のおかげです」と胸を張った。

 また閑馬永空役の海老蔵は、数日前に東京駅で木村と偶然遭遇したそうで、「本当はここにいるはずではなかったんですが、先輩に新幹線で会ってしまったので、来ることになりました。木村拓哉さんという大スターの魅力が引き寄せたんだと思います」と述べる。続けて「車を降りて『おい、海老蔵!』と呼ばれ、変な人に絡まれたかと思った。振り向くと木村拓哉がいるという、とても不思議な光景でした」と明かし、「(対峙したアクションシーンでは)殺陣師の方が振り付けしてくれるんですが、木村さんはもっとリアルに刺激のあるものにしたいと、その場で『おい海老蔵、こうしたいからこうしてみない?』と言っていた」とモノマネしながら畳み掛ける。木村は「そんな言い方してないだろ(笑)。すみません、海老蔵が参加してくれるキャンペーンが今回が初でして。お客さんも楽しんで頂けると思いますが、マスコミの皆さまが『いつ(刺激的な発言が)出る?』とドキドキかと思います」とタジタジで、場内を沸かせていた。

 さらに登壇陣には、「この人は不死身だと思う人は?」との質問が寄せられた。木村は「海老蔵」と即答し、「理由はいらないでしょう。常識も備えつつ、これだけ自由な人はいない。死なないんじゃないですかね」と説明。一方の海老蔵は「監督かな。ちょっと腐っても、歩いてそうじゃん」とマイペースに話したが、三池監督は「俺とか、(撮影中に)木村拓哉の斜面での立ち回りを『すげえな』と見ていたら、ツルッて滑って足が折れたからね」と告白していた。