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納屋で見つかった3台のポルシェ356は年初に南アフリカで開催されたイベント、「シュツットガルト・サークル」でちょっとした話題となった。356プレAカブリオレ、356Aクーペ、そしてディスク・ブレーキのついた356Cクーペが、南アフリカの東海岸沿いの町、ダーバンのガレージで見つかったからだ。

30年もの間、この3台はオリジナルに近い状況で保管されていた。プレAカブリオレと、Aクーペは共に部分的にばらされてしまっている。現在のオーナーが、これらの356を購入後にレストアを始めたからだ。南アフリカでは希少なクルマではあるが、ポルシェ356達はCKDキットを用いて徐々にレストアを始めているという。なお、プレAカブリオレは左ハンドル仕様だ。

以前のオーナーも、その次のオーナーとなったエンスージァストも、ヒストリーを遡るまではいかなかったようだが、白の356Cは1970年代後半まで走行していたこと、そして、赤いプレAカブリオレはダーバンで車両登録されていたことがナンバー・プレートから推察される。

これら3台の356はいずれも修復が必要な状態だったが、プレAカブリオレはひとたびこの話が伝わると、最も損傷が酷かったにも関わらず、多くのショップから譲って欲しいという電話が引っ切り無しに鳴ったという。ボディはひどく腐食が進み運搬することも不可能であった。ダーバンの湿度が高い気候のの下で、しかも屋外の草地に放置されていたからだ。これはクルマにとってかなり厳しい環境と言えるだろう。

 
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