知らなきゃまずい! 同棲の初期費用を節約するコツ

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恋人と同棲を始めたり、結婚して2人暮らしを始めるときには、初期費用が必要になりますよね。カップルの同棲にかかる初期費用は、いくらなのでしょうか。知っておきたい費用を抑えるコツと一緒に、ファイナンシャル・プランナーの石川福美さんに教えていただきました。

■同棲に必要な初期費用


カップルで同棲を始めるにあたり、初期費用としていくらかかるのでしょうか。まずは一般的な項目と費用の目安について解説します。

◇住宅の契約にかかる初期費用は「約75万5,000円」

利用する不動産会社やオーナーさんによって異なりますが、初期費用の平均としては家賃の5カ月分ほどかかることが多いようです。

☆首都圏2DKマンションの平均家賃相場

11万3,500円

☆初期費用の各費用項目の相場

・敷金/家賃1カ月分
・礼金/家賃1カ月分
・仲介手数料/家賃1カ月分+税
・前家賃/家賃1カ月分
・日割り家賃/入居する時期に応じて異なる
・鍵交換費用/1万5,000円
・保証会社利用料/家賃の50〜100%
・火災保険料/2万円

家賃12万円の物件に月初から住み始めるとすると、総額で「約75万5,000円」となります。さらに、これから紹介する家具・家電の購入費や、日用品の購入費などがプラスされます。

◇家具・家電の初期費用は首都圏で「平均65万4,000円」

リクルートブライダル総研(※)の調査データによると、インテリアや家具の購入費の平均は首都圏で36万7,000円、家電製品は28万7,000円となりました。地域によって差はありますが、約65万円は必要になることが多いようです。また、どんなインタリアや家具を優先的に購入しているのか、購入率のランキングのトップ5もご紹介します。

☆家具・家電の平均購入費用☆インテリア・家具の購入率
1位 カーテン類……87.0%
2位 ダイニング家具……64.8%
3位 自分たちの布団……59.1%
4位 ソファ……58.3%
5位 食器棚……57.4%

※6位以下省略、複数回答可

☆家電製品の購入率
1位 冷蔵庫……73.7%
2位 照明器具……72.1%
3位 洗濯機……59.0%
4位 掃除機……55.3%
5位 電子レンジ……50.8%

※6位以下省略、複数回答可

◇生活に必要な小物類の初期費用は「約3万円」

必需品であるトイレットペーパーやティッシュ、洗剤などですが、これらの消耗品は5,000円〜1万円ほどあればそろえられそうです。日用品雑貨をどこまで新しくそろえるかで費用は変わりますが、食器や調理道具、洗面用具、掃除道具などをすべてそろえるためには、100円ショップで用意したとしても軽く3万円はかかるでしょう。新しく買いたいものを絞り、あとは少しずつそろえていくほうが無理はないかもしれません。

◇同棲の初期費用は合計「約143万9,000円」

すべての費用を平均額で計算すると、「143万9,000円(首都圏)」という数字がでます。カップルによってお金をかける場所を取捨選択したとしても、70〜100万円はかかると思ったほうがいいかもしれません。絶対に妥協したくない部分、節約してもいい部分、人それぞれこだわりは異なりますので、しっかり優先順位をつけることが大切です。

■同棲の初期費用を抑えるコツ


同棲の初期費用には、かなりの金額が必要になることがわかりました。でも、なるべく初期費用を抑えて節約したいと思いますよね。初期費用で削りやすいポイントはどんなところなのか、アドバイスしていただきました。

◇敷金礼金なしの部屋を探す

まずは、大きな負担となる住居費に関する費用を抑えることが、初期のコストカットとして効果的です。最近では、敷金礼金、もしくはそのどちらかが0円という部屋も多くなっていますので、その条件で検索してみるのも一つの方法です。

◇フリーレント

最初の1〜2カ月、家賃をサービスしてくれる部屋もあったりします。不動産会社の人と相談しながら探してみるのもいいかもしれませんね。

◇引越し繁忙期を避ける

引越しの繫忙期を避けることで、礼金や家賃の割引交渉がうまくいく確率が高くなります。また、引っ越し業者も繁忙期より費用交渉に応じてくれることが多くなるので、時期を見定めることは大切です。

◇自宅から家具家電を持って行く

すべての家具や家電を新しくそろえようと思うと、かなりの金額になってしまいます。廃棄をするにも費用が発生するので、もし一人暮らしの時に使っていた家具や家電があるなら、引き続き使ってもよいでしょう。引き継ぐものと買い替えるものの優先順位をつけて、予算と相談しながら、少しずつ買いそろえていきましょう。

■同棲に必要な貯金額


同棲の初期費用は平均143万9,000円でしたが、同棲を始める前の貯金額としては、どれくらい準備しておくと安心できるのか聞いてみました。

初期費用分と2人の緊急予備資金です。初期費用については、前述の数字を参考にしながら、自分のケースに当てはめて計算してみましょう。緊急予備資金とは、万一の時にすぐに用意できる資金のこと。3〜6カ月分の生活費を目安にしっかりと貯蓄しておくとよいでしょう。

■まとめ

同棲生活の初期費用には、かなりの金額が必要になります。でも、優先度が高いものと低いものをしっかり判断することで、費用を抑えることは可能です。同棲を機にパートナーとしっかり話し合い、お金や生活に関する価値観をすり合わせ、資金計画を立ててから、楽しい生活をスタートさせましょう!

(監修:石川福美/クレア・ライフ・パートナーズ)

※画像はイメージです

※新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研調べ)
調査日時:2015年6月3日〜7月9日
調査人数:411人(首都圏220人、東海64人、関西127人)