ぽかぽか過ごしやすい陽気の日が増えた本格的な春。気持ちいいはずの気候なのに、なんだか心も体もスッキリしない……という人もいるのではないでしょうか。西洋医学では自律神経の乱れといわれる不調ですが、東洋医学では冬に溜めこんだものが体に溜まり、気血の巡りが悪くなっている、という考え方があります。

そこで今回は、国際中医薬膳師の筆者が“春に食べたいデトックス朝食レシピ”をご紹介。余分なものを排出して、体の中の巡りをよくしていきましょう。

薬膳的デトックスとは?

人間の体は、気・血・水(津液)の3つのバランスが大切というのが東洋医学の考え方ですが、どれかが足りなかったり多すぎたりすることで、身体に不調が表れるとされています。例えば、水(津液)が多すぎるのは、“水滞”という状態。体がむくみやすく、冷えやすくなってしまいます。

冬は動物がパワーを蓄えて冬眠するように、人の体も越冬するために溜め込みやすいのですが、巡りが悪くなっていると春になっても溜め込んだままになってしまい、なんだかだるい、重い、やる気が出ないなどの症状が出てしまいます。こんなときは余分な水分を排出し、気血の巡りがよくなる食材で、身体の中をスッキリさせましょう。

簡単にできる!春のデトックス薬膳朝食レシピ

画像:坂本雅代

今回は豆もやしのスープとウコンごはんのレシピを、作りやすい2人分の分量でご紹介します。

レシピ1:豆もやしのスープ

<材料>

豆もやし・・・ひとつかみ

白だし・・・適量

黒コショウ・・・適量

<作り方>

(1)水400ml、白だし40mlを入れて沸騰させ、豆もやしを入れる

(2)火が通ったら湯から取り出し、黒コショウで味を調えたら完成です

豆もやしは、体の余分な熱や水分を取り除き、実はイボとりとしての効能がある、隠れたデトックス&美肌食材。今回は白だしであっさり仕上げていますが、お味噌汁にしてもいいでしょう。

レシピ2:ウコンごはん

画像:坂本雅代

<材料>

お米・・・2合

ウコン・・・小さじ1/3

さやいんげん・・・適量

<作り方>

(1)研いだお米、ウコン、食べやすい大きさに切ったさやいんげんを入れて炊飯器で炊けば完成です

ウコン(欝金)は漢方薬にも使われる中薬ですが、カレーに入っているターメリックです。手に入りやすく、馴染みがあって使いやすい食材ですね。スパイスは“気の巡り”をよくするものが多く、気持ちが晴れないときや気が重いときにオススメです。

今回はさやいんげんを使いましたが、春の味覚のグリンピースやアスパラガスなどでも美味しいので、鮮やかな緑の野菜をあわせてみてください。

いかがでしたか? 身近な食材を使って簡単にできますので、なんだかスッキリしないな、というときの献立の参考にしてくださいね。

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※ 坂本雅代

【筆者略歴】

坂本雅代

大手エステティックサロン店長を経て独立起業。エステティシャン歴は15年となり、これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在はサロン経営、エステ講師、美容ライターとして活動中。