28日、日本のネット上で配信されるニュースへのコメント数十万件を分析したところ、「嫌韓」や「嫌中」といった濃厚な排斥意識が浮かび上がったとの結果が韓国でも報じられ、大きな注目を集めている。資料写真。

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2017年4月28日、日本のネット上で配信されるニュースへのコメント数十万件を分析したところ、「嫌韓」や「嫌中」といった濃厚な排斥意識が浮かび上がったとの結果が韓国でも報じられ、大きな注目を集めている。

日本の報道によると、立教大の木村忠正教授とニュースサイトのヤフー・ニュースはこのほど、2015年4月の1週間にヤフー・ニュースで配信した政治・社会ジャンルなどの記事約1万件と、それに対し投稿されたコメント数十万件について共同で調査を行った。

このうち、人名・地名などの単語の出現頻度では「日本」「韓国」「中国」が上位3つに入り、15位までに範囲を広げて見ると、「日本人」のほか「韓」「朝鮮」「謝罪」「慰安」などが入った。ここからも分かるように、コメント数では韓国に関わる言葉を含んだものが最も多く全体の20%近くを占め、中国関連と合わせると25%を占めた。

韓国メディアがこの結果を報じるに当たって焦点を当てたのは、「侮蔑的なコメントの8割が韓国関連だった」との内容だ。複数の記事がこの点を見出しでうたい、いわゆる「ネット右翼」と呼ばれる人たちが特に盛んにこうしたコメントを投稿しているとの分析もあると説明し、「日本のネットの右傾化が深刻だ」と冒頭論じた記事もあった。

この調査結果を受け、韓国のネットユーザーからは「こっちだって日本は嫌いだ」「僕らも日本とは断交したい。もううんざり」「日本が嫌韓とか言える立場じゃないはずだ」と、例示された「嫌韓コメント」に対抗する声が数多く寄せられている。

しかし韓国のポータルサイトのコメントを引き合いに出し、「韓国ネットもかなりのものだよ」「韓国もまったく同じだ。お互い悪口を言い合っていけばいいんじゃない?」と「お互いさま」を認める指摘や、「韓国ではちょっとでも“嫌日”コメントを書くと、民族性がどうとか言い出す日本好きもいる」「こんな状況でも、ゴールデンウイークには日本旅行に行く韓国人は多いよね」と韓国人の本音をうかがわせるようなコメントも。

また、「どうしようもないさ。気にしない」「相手にしないのが一番」「気にしていちいち反応するからやられるんだよ。日本のネット民に期待したら駄目。気にするのはやめよう」といったコメントも多く、さらに「どこに行っても何かというと『断交しよう』と騒ぐやつがいるもの」と冷静な反応もあった。(編集/吉金)