中国新聞網は27日の記事で、「日本のアニメは時代に追いついていない」と題し、、華字メディアの報道を引用し日本アニメの問題点を指摘した。資料写真。

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中国新聞網は4月27日の記事で、「日本のアニメは時代に追いついていない」と題し、華字メディアの報道を引用し日本アニメの問題点を指摘した。

記事では華字メディア・日本新華僑報網の報道を引用し、「周知のとおり、日本のアニメは多彩なストーリや強烈な視覚効果、個性的なキャラクターで多くの世代に受け入れられ、長きにわたり世界の頂点に君臨している」と紹介した上で、「ただ、本当に楽観できる状況なのか?」と問題提起した。

記事ではまず日本アニメの現状を「2011年の東日本大震災より前、日本では世界滅亡をテーマにした作品がよく見られていた。非現実的な設定が人気だったが、大震災以降、世界滅亡派が現実味を帯び始め、見る側の意識に大きな変化が生まれた」と紹介し、「制作側も海外資本が入るなど大きな変化が訪れており、日本のアニメ界にとって大きな発展のチャンスとなっているが、伝統的な手法が妨げとなっている。日本は優れたアニメーターの情熱により今日まで発展してきたが、技術が進歩した現代においても伝統的な手法である手書きの作品が少なくない。手書きは効率が悪く、製作期間が長いのが問題だ。経営的にはコストが高く新しい技術を開発する余力もないため悪循環が生まれている」と指摘した。

問題点を踏まえ記事では、「こうした環境では新しい技術を持つ若者を引き留めることは難しく、むしろ欧米や中国企業の条件に魅力を感じる人材も増えている。日本では変化を求める声が聞かれており、中国資本の参入で日本のアニメ界に変化が訪れるかどうかに注目が集まる」と結んだ。(翻訳・編集/内山)