「痩せたけど、これが現実!」(出典:https://www.instagram.com/jessica_vsg44)

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米イリノイ州ペルー在住のジェシカ・ウェーバーさん(23)は9歳から太り始め、肥満のままで過ごしてきた。しかし22歳の時に「このままではいけない」と一念発起して減量手術をすると、自分の姿をInstagramに公開し減量の軌跡を投稿した。そんなジェシカさんの姿には多くの人がインスピレーションを受け、現在フォロワーは2万人を超えている。

9歳の時から太り始めたというジェシカさんは、22歳の時に体重が383ポンド(約173キロ)にまで達した。肉やパスタ、ポテトがメインの食生活をしていたといい、一日に夕食2回は当たり前。自分に自信が持てないことから友人もなかなかできず、いつも惨めな思いをしてきた。

「太っていることでいじめも受けたし、ちっとも幸せじゃなかったわ。でも『まあ、いいか』とどこか投げやりだったの。」

そう語るジェシカさんに減量を決意させたのは、「糖尿病や睡眠時無呼吸症候群を発症していないことが不思議。これ以上体重が増えると非常に危険な状態である」という医師からの一言だった。

奮起したジェシカさんは昨年1月12日、少ない食事でも満足できるように胃のサイズを変える減量手術を受け、その後は高たんぱく質と野菜や果物中心の食生活へと切り替えた。そして1年3か月ほどで80キロ以上の減量に成功したのだ。

ジェシカさんは超肥満だったころの自分について、このように話している。

「あの頃の写真を見ると、『よくあれだけ太ることができたものだ』と信じられない思いでいっぱいになるの。『なぜもっとはやく痩せるための努力をしなかったんだろう』ってね。『人生を無駄に過ごしてしまったんじゃないか』って悲しくなるわ。だって太っているってだけで見下されることがたびたびあったから。」

「でも今は自分に自信がついたし、いろんなことにチャレンジするようにしているの。体重を落としただけなのに、人の対応が全然違うのよ。まさに人生を取り戻している感じよ。」

しかしながら、ジェシカさんが今月20日「痩せたけど、現実はこれよ! これが私の人生よ!」と記して投稿した写真が、人々の注目を集めている。それもそのはず、ジェシカさんのお腹はたるんでボヨボヨの状態なのだ。

ジェシカさんはその決して美しくはないお腹を披露し、「もっと痩せたいし、もう一度手術を受けたいけど、それまではこの身体と付き合うしかないわね。こんな身体だけど(以前みたいに)嫌いになったりはしないわ!」と、とことん前向きに綴っている。

そして今月24日には、体重がついに200ポンドを切って199ポンド(約90キロ)になったことを明かした。現在の目標体重は150〜160ポンド(約68〜72キロ)だそうで、彼女のInstagramには「やればできる。前進あるのみ」とポジティブな言葉が並ぶ。

減量のきっかけは人それぞれだ。米インディアナ州のカップルは遊園地で「太りすぎてあなたは席に座れない』と言われたのを機に、2人合わせて135キロの減量に成功している。またテキサス州のある女性は、夫とその不倫相手から陰で「デブ」と呼ばれ、それから約47kgの減量に成功していた。きっかけは何にせよ、前向きに努力する姿は見習いたいものだ。

出典:https://www.instagram.com/jessica_vsg44
(TechinsightJapan編集部 A.C.)