今夏にミランを去るのは？ 本田が確率で断トツの１位…
同記事はDFのアレッシオ・ロマニョーリ、イニャツィオ・アバーテ、ダビデ・カラブリア、MFのマヌエル・ロカテッリ、リッカルド・モントリーボ、ジャコモ・ボナベントゥーラ、FWのジャンルカ・ラパドゥーラの７人が残留確定と推測。来シーズンもスカッドを形成すると見た。
そして退団の可能性が選手の中で一番慰留すべきは、やはりジャンルイジ・ドンナルンマと提言。18歳にして不動の守護神に定着した超逸材の価値は新首脳陣も重々に承知しており、20倍の年俸とキャプテンマークを約束する新契約をオファー中だ。とはいえ、代理人が一筋縄ではいかないミーノ・ライオラなうえ、マンチェスター勢、ユベントス、レアル・マドリーなどが巨費を用意して狙っているため、退団の可能性が40％はあると見ている。
レンタル組では、主力として活躍するジェラール・デウロフェウとマリオ・パシャリッチ、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督がフィオレンティーナ時代から気に入るマティアス・フェルナンデスの買い取りに動き、大きなインパクトを残せていないルーカス・オカンポスはマルセイユに返却濃厚と予想する。
エバートン保有のデウロフェウは古巣バルセロナが買い戻しに動いており、ミランは再レンタルを画策しているが交渉は具体化しておらず、現時点での退団確率は70％。一方でパシャリッチに関してはチェルシーが復帰を強くは望んでいないため、30％となっている。
攻撃陣では、トッテナムなどが狙うスソは契約延長間近のため５％とほぼ残留確実で、ここまでセリエAで13ゴールとエースにしては物足りないカルロス・バッカは退団確率が70％と見積もられた。
守備陣では、生え抜きながらサポーターとの関係悪化から今夏退団を直訴したと言われるマッティア・デ・シリオが80％、攻守で及第点止まりのレオネル・バンジョーニが90％、数字はなかったがルカ・アントネッリも「怪我が多すぎる」と去就不透明とされた。CBは契約延長交渉中のガブリエル・パレッタが10％な一方、クリスティアン・サパタとグスタボ・ゴメスが50％となっており、いずれかを売却してマテオ・ムサッキオ（ビジャレアル）を迎え入れると綴られている。
中盤は唯一のパワー系MFであるユライ・クツカが10％と残留確実と目されるものの、安定感に欠けるホセ・ソサと今夏で契約満了のアンドレア・ポーリが50％、怪我続きで真価を発揮できないアンドレア・ベルトラッチが60％の確率でチームを去るとされた。
また、今冬に半年契約で加入したマルコ・ストラーリが90％。そして同じくボスマンプレーヤーになる本田圭佑は、退団確率がチームトップの99％とミランを去るのはやはり確定事項だと綴られている。ここまでフィールドプレーヤーではもっとも出番が少ない背番号10は、「未来はMLSにある。契約満了後、日本人はシアトル・サウンダーズへ」と新天地はアメリカだと予測されている。
【トゥットメルカートウェブによるミラン選手の今夏退団確率】
本田圭佑：99％
レオネル・バンジョーニ：90％
マルコ・ストラーリ：90％
ルーカス・オカンポス：80％
マッティア・デ・シリオ：80％
カルロス・バッカ：70％
ジェラール・デウロフェウ：70％
アンドレア・ポーリ：60％
アンドレア・ベルトラッチ：50％
クリスティアン・サパタ：50％
グスタボ・ゴメス：50％
ホセ・ソサ：50％
ジャンルイジ・ドンナルンマ：40％
マリオ・パシャリッチ：30％
ガブリエル・パレッタ：10％
ユライ・クツカ：10％
マティアス・フェルナンデス：５％
スソ：５％
ルカ・アントネッリ：？
