英ロンドン中心部のオックスフォードストリートを歩く人たち(2016年6月27日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英ロンドン(London)でテロ攻撃を準備したとして昨年9月に逮捕されたイスラム過激思想を持つ19歳の被告が27日、裁判所に出廷した。被告は罪を認め、英人気歌手のエルトン・ジョン(Elton John)さんのコンサート会場や市中心部の繁華街も攻撃の対象としていたと証言した。

 ロンドン西部出身のハルーン・サイード(Haroon Syed)被告は、米同時多発攻撃から15年となる昨年9月11日に、市中心部のオックスフォードストリート(Oxford Street)やハイド・パーク(Hyde Park)で予定されていたエルトン・ジョンさんのコンサート会場などへの攻撃を計画していた。

 だがサイード被告は、同月8日、おとり捜査を行っていた英情報機関の捜査員によって身柄を拘束された。

 ロンドン警視庁(Metropolitan Police、Scotland Yard)は、「サイード被告はマシンガンや拳銃、自爆用ベスト、爆弾を購入しようとしていたことを認めた」と述べた。しかしローンを利用した資金確保に失敗したため爆弾を調達することにし、おとり捜査の捜査員に対して、混雑している場所で爆発させるため爆弾の中に大量のくぎを入れるよう要求したという。

 サイード被告は逮捕時、携帯電話の暗証番号を警察に聞かれ、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の別称「ISIS」と答えていた。
【翻訳編集】AFPBB News