28日、在韓日本大使館前の慰安婦像横に徴用工像を設置する計画を韓国の市民団体が進めていることについて、菅義偉官房長官が会見で「極めて問題である」と発言、韓国のネットユーザーから反発の声が上がっている。写真は在韓日本大使館前の慰安婦像。

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2017年4月28日、ソウルの日本大使館前の慰安婦像横に、新たに「日本統治下で強制徴用された朝鮮人」をモデルとした徴用工像を設置する計画を韓国の市民団体が進めていることについて、菅義偉官房長官が会見で「極めて問題である」と発言、韓国・聯合ニュースなどがこれを報じ、韓国のネットユーザーから反発の声が上がっている。

菅官房長官はこの日午前の記者会見で、市民団体の動きについて「日韓関係に好ましくない影響を与え、外交関係に関するウィーン条約の規定に照らしても極めて問題である」と述べ、外交ルートを通じて韓国に対し強く異議を提起し、適切な対応を求めたことを明らかにした。

また、「強制徴用被害者に対し日本政府が謝罪・補償する用意はあるか」との問いに対し、菅氏は「民間人徴用工問題を含む日本と韓国との間の財産・請求権の問題は、日韓請求権・経済協力協定により完全かつ最終的に解決済みの問題である」と返答した。

この報道に対し、韓国のネットユーザーからは短時間で1000を超えるコメントが集まっている。最も多くの共感を得ているのは「日本が問題だと騒ぐ=つまり正しいということ」とのコメントで、その他「内政干渉はやめろ」「よその国の市民団体がやることまで気にするとは、日本という国もずいぶん暇だな」「何か建てるのにそこまで敏感になるのは、後ろめたいところがあるからだ」など、日本への強い反発の声が並ぶ。

また、「他国の領土を奪おうとする自分たちの行いは『極めて問題』じゃないのか?」「そっちが大使を帰国させた時から韓日関係はもう破綻だよ」「靖国神社を撤去したら像の設置を保留すると言ってやれ」と、日韓をめぐる他の話題を持ち出す声も。

さらに、「まずは建てちゃえ!責任は国民が取るからさ」「計画を今後も推進して。これでもし大きな問題が起こったら、その時は国民が手助けする」と、像設置を後押しするコメントもあった。(翻訳・編集/吉金)