織田記念に参加する桐生祥秀と福島千里【写真:編集部】

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高3当時に自己ベスト10秒01出した29日織田記念へ「4年ずっと出せてない。更新したい」

 陸上男子短距離の桐生祥秀(東洋大)が28日、今季国内2戦目となる織田記念(29日・エディオンスタジアム広島)の前日会見に臨み、男子100メートルで9秒台を宣言した。10秒01が自己ベストの21歳は「出雲でも9秒台を狙って出なかった。明日でしっかりと出して自己ベストを更新したい」と意気込んだ。

 今季国内初戦となった23日の出雲陸上は向かい風0.5メートルながら10秒08をマークした。「先週に出雲を走って、変わらずにいい状態で来ている」と順調ぶりをアピールした。

 特に思いが強いのは、思い出のトラックだからだ。高3当時に織田記念で日本歴代2位の10秒01をマーク。一躍、スターダムにのし上がった。「この大会があったから陸上人生が変わった。(10秒)01を出してから全然違う人生が続いている」と回想。以来、ずっと出せずにいる4年越しの自己ベストへ「同じ4月29日に10秒01を出してから4年ずっと出せていないので、ここで自己ベストを出したい」と意気込んだ。

 今大会はライバル山縣が右足首痛で欠場。「オーストラリアでも負けているので、リベンジしたい気持ちはあったけど、まだ4月。ここから勝負する機会は増えるし、また次で勝負しようという気持ちです」と思いを明かした。

「このまま自己ベストを更新していって8月の世界陸上(ロンドン)の決勝に残って勝負することが目標。まずは怪我なく走りたい」と勝負の時を見据えた。