曽我部恵一が語る『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー』開催への思い

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5月9日(火)中野サンプラザにて、曽我部恵一率いるサニーデイ・サービス がプロデュースする「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー」が開催される。曽我部恵一が、その開催にかける思いを語る。

今年は5月9日(火)@中野サンプラザでの開催となる「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー」は、正式タイトル『サニーデイ・サービス presents 忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 中野サンプラザホール Love&Peace 2017年5月9日』が示す通り、曽我部恵一率いるサニーデイ・サービス がプロデュースを担当し、そこに、仲井戸CHABO麗市を筆頭に、佐藤タイジ、TOSHI-LOW、志磨遼平、 原田郁子(クラムボン)、中納良恵(EGO-WRAPPIN)といった清志郎を愛するアーティスト達が集うという実に興味深い展開だ。5月9日の開催を前にライヴの要となる、曽我部恵一に話を聞いた。

―先ずは曽我部さんのRCサクセションとの出逢いから教えてください。

テレビで『い・け・な・いルージュマジック』を見たのが清志郎との出逢いです。レコードは『HEART ACE/ハートのエース』
(1985年11月リリース)を買ったのが最初。『ロッキング・オン』にインタヴューが載っていて、興味を持ちました。

―さて、5月9日(火)に開催される「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー」は爛汽法璽妊ぁΕ機璽咼 presents″なわけですが、そうなった経緯は?

なぜかサニーデイに白羽の矢が立ったのですが、理由ははっきり知りません。あいつらだったら必死にやるんじゃないか、と思われたのかも。

―なるほど。で、爛汽法璽妊ぁΕ機璽咼 presents″というのは具体的に言うと?

ぼくたちが仕切ります。第1部はぼくらが『HEART ACE/ハートのエース』のアルバムを全曲カバーします。自分たちの、今の、RC/清志郎をやります。第2部はゲストにたくさん来てもらって、その人たちによるRC/清志郎の解釈をバッキングします。

―第1部では曽我部さんが最初に買ったRCのアルバム『HEART ACE/ハートのエース』を全曲カバーするんですね!ただ、正直、有名なアルバムではないと思うんですが『ハートのエース』を完全再現する意味、意図、想いを教えてください。

アルバムを一枚そっくりそのままやるというのは、有名曲を少しずつカバーするのとはちょっと違います。今、リハーサルを続けていますが、アルバム全体をやることによって、そのときのRC/清志郎の体温や調子や思想が伝わってきます。全曲やることが大切で、どのアルバムでも良いのですが、ぼくがロックンロールを聴き始めた時期に出逢った初めてのRCということで、このアルバムはちょうど良い気がしています。

―『HEART ACE/ハートのエース』を初めて聴いた時のアルバム&RCの印象は?

アルバムの印象はナイーヴで透明感がある、冷たいロックンロール。でも中心には炎があるような。RCの印象はボーカリストは皮肉な、世の中をナメたような人だ、と思いました。

―改めてアルバム『HEART ACE/ハートのエース』の魅力を言葉にすると?

冷たさ、そっけなさ、聴き手との距離感が絶妙です。閉じたグループ感ですかね。

―ショーの第2部は、サニーデイがハウスバンドを務め、ゲストミュージシャンの方々がRC&清志郎を歌うということですが選曲は誰がどんな風に?

それぞれの人が選びました。結構、選曲には苦労していたようです。

―ちなみに、曽我部さんが一番好きなRCの曲は?

RCサクセションのセカンド・アルバム『楽しい夕に』(1972年12月リリース)に収録されている「僕の自転車の後ろに乗りなよ」ですね。



―そう言えば出演者を入れてのリハが始まったそうですが、どんな雰囲気ですか?

いい感じです。バンドサークルのような、楽しく苦しい日々です。

―ズバリ、注目のキーマンは?

ぼくです(笑)。何故なら緊張してるから。

―(笑)。RC、清志郎さんの曲って演奏するのは大変ですか?

とにかくキーが高いのが、歌い手は大変みたい。

―CHBAOさんも出演するわけですが、RCファンである曽我部さんにとってCHABOさんと演るのってどんな気分ですか?

ただただ楽しい。足が地面から30センチくらい浮かぶ気分ですね。

―そして、出演者には、もちろん清志郎さんの名前も!曽我部さんにとって清志郎さんはどんな存在ですか?

ぼくの心のどこかにぽつんといる孤独な少年です。

―このショ―のプロデューサーとして、何に一番こだわっていますか?

清志郎の魂に届くように、少しでも触れられることができれば、と思っています。

―最後に、5月9日の本番に向けて読者にメッセージを!

みなさん、一緒に楽しみましょう。純粋なロックンロールです。

<サニーデイ・サービス presents 忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 中野サンプラザホール Love&Peace 2017年5月9日> @東京 中野サンプラザホール
【日時】 2017年5月9日(火) OPEN18:00/START18:30
【会場】 中野サンプラザホール
【料金】 全席指定 5,900円(税込)
【チケット一般発売】 2017年4月2日(日) 10:00〜
【お問合わせ】 SOGO TOKYO 03-3405-9999(日・祝除く12:00〜13:00/16:00〜19:00)

【出演者】五十音順
忌野清志郎/梅津和時/奇妙礼太郎/佐藤タイジ(シアターブルック)/
サニーデイ・サービス<曽我部恵一Vo.G/田中貴B/岡山健二Dr/木暮晋也G/新井仁G/高野勲Key>
/志磨遼平(ドレスコーズ)/TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)/仲井戸“CHABO”麗市/中納良恵(EGO-WRAPPIN)/原田郁子(クラムボン)/ワタナベイビー

http://www.sokabekeiichi.com
第一部:サニーデイ・サービスによる歌と演奏
第二部:ゲストアーティストの皆様によるライブ
http://www.sokabekeiichi.com/livedate/2017/05/_presents_lovepeace_201759.html


曽我部恵一
そかべけいいち●1971年8月26日生まれ。香川県出身。 1994年、サニーデイ・サービスのボーカリスト/ギタリストとしてメジャーデビュー。 2001年よりソロとしての活動をスタート。 2004年、メジャーレコード会社から独立し、東京・下北沢に<ローズ・レコーズ>を設立。 精力的なライブ活動と作品リリースを続け、執筆、CM・映画音楽制作、プロデュースワーク、DJなど、その表現範囲は実に多彩。 現在はソロのほか、サニーデイ・サービスでのLIVEやリリースを精力的におこなっている。 最新作は3/15発売、サニーデイ・サービス NEW EP『桜 super love』。 2017年8月27日に、サニーデイ・サービス 19年ぶりの日比谷野外大音楽堂でのワンマンLIVE <サニーデイ・サービス サマーライブ 2017>の開催が決定している。