桐谷美玲が主演を務めるドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)。自分に自信がない地味な女性たち、城之内純(桐谷美玲)、前田満子(水川あさみ)、佐藤聖良(ブルゾンちえみ)の理系女子3人が、“ビューティー研究”の末に八王子の研究所を飛び出し、丸の内デビュー。大手化粧品メーカーで“ステキ女子”の洗礼を浴び、現実を突きつけられる。美容室「ルーチェ」の美容師、榊圭一(成田凌)に髪をほめられ、貧血を起こし倒れてしまった城之内。第3話からドラマは、恋愛フェーズに突入する。ここでスポットを当てられるのが、榊を演じる成田である。

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 これまで、新しいファンデーションの研究に携わってきた城之内ら3人だったが、統括マネージャーの松浦栄子(室井滋)は彼女たちの研究データが欲しかっただけだった。今後は別の研究スタッフに引き継がれることを通告される。厳しい現実に落ち込んでいたその夜、城之内は“ステキ女子”である岸根香澄(足立梨花)らに、生まれて初めての合コンに誘われる。そこに待っていたのが、榊だ。優しく微笑む彼の魅力がすごすぎて、「このままだと命が危ない」と悟った城之内は、リケジョとしての本領を発揮。彼をただの細胞の集合体、人体模型だと思い込むことで、自分を錯覚させる。コメディ要素全開のこのドラマだが、今週は恋愛フェーズに入ったことを確信させる、胸キュンシーンも多く盛り込まれていた。

 その後、榊は城之内に何度もアプローチを試みる。名刺を差し出した彼は、「ぜひ、また店にいらしてください。連絡お待ちしております」。城之内は「錯覚……錯覚……これは錯覚だから」と自分に言い聞かせるも、さらに彼は「よかったらこれどうぞ。使ったら感想教えてくださいね」とサンプルのシャンプーを勧めてくるのだ。ドラマのラストでは、榊が店の美容室で“ステキ女子”岸根の髪を触り、さらには自分が彼から貰ったものと同じシャンプーを、彼女にも渡しているところを目撃してしまう。

「ずっと胸に引っかかっていた疑問が分かってしまった。彼女たちになって、あの人と、榊さんと一緒に笑いたかったからなんだ」

 もう彼は人体模型には戻らない。そこから、彼の甘い笑顔の脳内スライドショーが始まる。「やばーい!」と叫びながら、グキッと足を挫く城之内。全国の女性視聴者を代弁するかのような台詞だ。格好良さの中にも可愛さを秘めたルックス。時折見せる、小動物のようなキョトン顔。塩顔から繰り出される、笑顔の破壊力。

 成田は芸能界入りする以前に美容学校に通い、美容師免許を取得している。成田にとって、今回が初めての美容師役。適役であることに間違いない。「とてもステキな髪です。大事にしてくださいね」と笑みを浮かべ、城之内を落とした榊。次週、第4話では城之内が榊からもらった名刺を取り出し、彼にメールを送ろうとする。ドラマはまだ、序章に過ぎない。城之内と榊の恋愛模様が進むにつれ、更なる胸キュンシーンが展開されていくことだろう。(渡辺彰浩)