【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地検は28日、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の妹で、詐欺容疑で告発された朴槿リョン(パク・クンリョン)元育英財団理事長を事情聴取のため出頭させた。

 検察によると、朴槿リョン氏は2014年4月に知人から借りた1億ウォン(現在のレートで約980万円)を返済しなかった疑いが持たれている。大統領の家族や側近らの不正行為を監察する大統領所属特別監察官は16年7月、朴氏を詐欺容疑で検察に告発している。
 この日午後1時ごろ、ソウル中央地検に出頭した朴氏は、物議を醸していることを「申し訳なく思う」と述べた。
 朴氏側は、借金は全額返済したとして容疑を全面否認している。朴氏の夫は以前「生活が苦しくて1億ウォンを借り、適期に返済できなかったために起きたことと承知している」とし、朴氏が知人に影響力をちらつかせた事実はないと説明している。貸した側の朴氏の知人も、全額返済を受けたとして処罰を望まない意向を示している。
 検察は朴氏を聴取し借金の経緯や返済の事実などを調べた上で、早ければ来月中にも処遇を決める方針。全額返済していたとしても、詐欺罪が成立すると判断すれば起訴する可能性もある。
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